「ナップスターが600万楽曲販売」と聞いても盛り上がれない自分
by Michael Arrington on 2008年5月21日

ナップスター(Napster)が全カタログ収蔵の600万楽曲を1曲99セントで売り出すことを先ほど発表した。楽曲はDRMフリー。

ところがどうしたわけか、ちっとも興奮しないのだ(CNETは「デジタル楽曲にとって大きな意味を持つ1日だ」とか何とか書いて、こちらの分まで興奮してくれている)。

ナップスターは実はまだ黒字経営ではない。その収益の大半は相変わらず、何でも食べ放題のサブスクリプションサービスの売上げで賄っている。AOLYahooもこのビジネスからは両手をあげて退散した。消費者にも評判があまり良くないようだったし、収入は全部レーベルに持っていかれてしまうからだ。Ian Rogersがこのビジネスがむかつく理由を昨年ここで説明している。あの直後、彼もヤフーから両手をあげて退散してしまった。

ナップスターはこれでDRMフリー楽曲の販売を強力に推進するかたちだが、この市場はiTunesが独占しており、Amazomもそこにジワジワ守備範囲を広げている。そして…ゴホン…BitTorrentもあるし。録音ミュージックにお金を払う時代は終わりに近づいている。それを変えようとしたところで、ナップスターにできることは何もない。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080915best-buy-puzzles-with-napster-acquisition/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Best Buyのナップスター買収は時流の読み間違い

    [...] Best BuyはNapsterを黒字転換し、あるいは少なくとも顧客が価値を認めるサービスの提供を目指すと明言した(Best Buyは2004年に、当時の親会社RoxioとNapsterとの間で$10M[1000万ドル]の配信提携を成立させている)。しかし、せっかくNapsterを買収しても、Best Buyの何が助かるというのだろう? [...]