Tokoni:元eBayと元Skype役員による「お話」共有サイト
Jason Kincaid
0 comments »
お話するのは好きですか? EbayとSkypeをやめた二人がTokoniを設立した。Tokoniは「話」の共有を行うサイトで、設立者はウェブにおける仮想「玄関」として位置づけを狙っている。サイトは昨年12月にひっそりとオープンし、類似サービスを提供する他サイトに比してより温かみのある、より良い関係を築くことのできる雰囲気を醸成しようとしている。
Tekoniを簡単に言えば、ソーシャルネットワーク的な側面を持つ相互関連的ブログコミュニティのようなものだ。個人プロフィールを登録すると、いくつでも自分の「話」を書くことができる。それぞれの「話」(ブログ記事と同じようなもの)はキーワードでタグ付けを行い、「Hub」と呼ばれる場所に登録しておくことができる。「Hub」は関連性のある話題を集めておくところだ。「話」には画像やYouTubeの動画を埋め込むことができ、また、他のメンバーによるコメントやディスカッションも奨励される。これらはそれぞれの「話」の末尾に表示される。
第一印象としては、Tokoniはずいぶん中途半端なアイデアであるように思われる。Usenetの黎明期から個人的な話の共有なんてことは行われていた。また参加者たちに、話をトピック毎にまとめさせる機能についても新手法とは呼びにくい。なぜブログを使わないのだろう?
ただ、単純すぎると思われた仕組みが過去に成功を納めた例もある(YouTubeやPhotobacketが頭に浮かぶ)。ちょっと腰掛けて何かを書きたいんだけど、ブログツールやフォーラムのソフトウェアは使いたくないというニッチ層を拾い上げることができるかもしれない。また、ブログの世界を探し回らなくても、他の人が登録した話を簡単に見つけてリンクすることができるコミュニティの仕組みというのも、本サイトをブログから際立たせる可能性もある。
Tokoniの最も心強い資産といえば、サイトの設立者自身だ。Mary Lou SongはeBayの3番目の従業員で、夫であるAlex KazimはeBayでエンジニアリング部門のディレクター、Skypeの代表、eBay New VenturesのSVP、PayPalでのVP Marketing等の長大な経歴を持つ。またこのサイトへの出資者もすばらしい。eBay Incおよび現在のeBay役員が名を連ねている。
この分野で活動するのはTokoniだけではない。それどころか多くは特定のテーマないしコミュニティに特化してはいるとはいえ、実際のところ数千(少なくとも)ものサイトが「話」の共有を行う分野にひしめき合っている。Six ApartはVoxで同様なタグ付けやグループ化をサポートする簡易ブログを提供している。Tokoniの信用レベルは非常に高い。しかしサイトの特徴を際立たせるより良い方法を見つけなければ、サイトの話は聞き流されてしまうことになるだろう。
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)
タグ: Six-Apart, Tokoni【関連記事】




