1バレル$130時代、電気自動車もお買い得
by Erick Schonfeld on 2008年5月28日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

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オイル高が続く中、アメリカ国内で登録済みのすべての車を電気自動車にするのにどのくらいかかるだろう? コンピュータサイエンティストのPhilip Greenspunによると、「全くかからない」。と言うか、現在ガソリンカーに使っている額より増えることはないとのこと。

Greensupun氏の計算によれば、毎年米国でガソリン車に使っている4千億ドルをとっておけば、8兆ドルを借り入れた際の利息を支払うことができる。これで国内2億5千万台登録車両を電気自動車化するには十分。さらに数兆ドルが浮くこととなり再生可能エネルギーないし原子力エネルギーによる発電所を新たに建築することができる(尚、石炭による発電所に固執するとしても、車のエンジンよりは効率的にエネルギーを生み出すことができる)。Greensupun氏の計算を示しておく。

* 全米でのガソリン消費量:1日2100万バレル(CIA Factbook)
* バレル単価:130ドル
* 1年の日数:365日
* 1年間での支出:1兆ドル
* 乗用車により使用されるガソリンの割合:40
* 乗用車に利用する年間の総ガソリン支出:4000億ドル
* 年利が5%の場合に、4000億ドルで利子をまかなうことのできる借入額:8兆ドル
* アメリカ国内の自動車登録台数:2億5千万台(Wikipedia)
* 大量生産した場合の電気自動車1台の価格:20,000ドル
* ラテンアメリカないし中国に輸出する場合の中古車一台分の価格:5,000ドル
* 現在の車を新たな電気自動車に代える平均的コスト:15,000ドル
* 8兆ドルで用意できる台数:5億台(すなわち現在の総台数の2倍)

2126609723_c88e273989_m.jpgつまりは冒頭に写真を掲載した10万ドルもするTeslaの電気スポーツカーを買うことができるわけじゃない(たとえトランスミッションの問題が解決済みでも)。だけど1万5千~2万ドルの助成金がもらえるなら、左の写真よりちょっとセクシーな電気自動車に乗り換えても良い。

炭素をはき出すポンコツを中国やラテンアメリカに輸出するのは、ちょっとどうかと思う。そんなことをすれば地球温暖化を早めることになる。向こうにも電気自動車が必要だ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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