Jerry Yang:「おしまいです」
by Michael Arrington on 2008年5月29日

Walt MossbergによるYahoo CEO Jerry YangとSue Decker社長のインタビューが終った。 (私のリアルタイムのメモはこちら、Peter Kafkaのメモもどうぞ)。

インタビューでの2大トピックは、マイクロソフトの買収とヤフーの企業としての事業の中核についてだった。この記事のタイトルに引用されていることばをYangが実際に口にすることはなかったが、彼のトーンとボディーランゲージはこう叫んでいた、「おしまいです」。Yangは諦めていた。追い詰められていたというべきか。

Yangは広報部の用意した美辞麗句を忠実に暗唱した。たとえばこんなことを言った、「マイクロソフトとの交渉の場から立ち去ったのは私たちではありません、むこうです」。またあるときには「Googleは好きです」とも。(彼はまだYahooの敵はGoogleであって、マイクロソフトではないということに気が付いていない)。将来について、ときには関係のない話を4つか5つ繋ぎあわせて、会社がいかに将来のために一つになって焦点を絞っているかを語った。また、外から見たYahooの認識が、実際に中で起きていることとは大きく違うとも言った(私が話をした幹部たちは、お金に関して外部の認識は間違っていないと言っているのだが)。

Yangは、おそらくあらゆるCEOがいつ聞かれても答えられなければいけない質問の答えを用意していなかった。「Yahooのビジネスは何ですか?」 Yangは完全にどうかしていた。中核となる事業は「ホームページ、メール、検索、モバイル」だと答えた。次に「全員になにもかも届けることはできません。もっと焦点を絞ってきました」などと言いつつ、その後にはYahooが焦点を合わせている別の分野として、広告、ソーシャルネットワーキング、さらには同社の新しいオープン戦略とやらについて話していた。

Deckerが割って入り、中核となるメッセージを引き出そうとして「私たちはホームページ、検索、メール、モバイルに焦点を合わせます」と繰り返したが、続けて広告について延々と話しはじめ、今年のQ3に始める新しいディスプレイ広告についても触れた。

私の見る限り、そこには中核となる事業も、明確な製品戦略も企業戦略もなかった。Yahooは、自分たちが何をやりたいのか、誰がやることになるのかも全くわかっていない。そこにはカリスマもワクワク感もリーダーシップのかけらもなかった(前のYangからいつも感じていたものばかりだ)。私が見たのは、落悟者だけだった。

「二度とCEOになることはありません」インタビューが終る間際にYangが言った。彼が体験している苦しみを思うと、気持ちは理解できる。

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(翻訳:Nob Takahashi)

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    TechCrunch Japanese アーカイブ » Jerry Yang:「おしまいです」…

    インタビューでの2大トピックは、マイクロソフトの買収とヤフーの企業としての事業の中核についてだった。この記事のタイトルに引用されていることばを Yangが実際に口にすることはな…

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    [...] 半年前、D Conferenceの際に、Jerry Yangは壇上からYahooのビジネスの現状について説明した。彼が描いてみせたのは明確な将来像なしにさまよっているYahooの姿だった。ここで6ヶ月早送りする。事態は何一つ変っていない。ただし、YahooはGoogleから検索広告を提供を受ける提携で、結婚式の寸前にGoogleに逃げられてしまった。ただし、Yahooの株価はさらに$13下がり、株式時価総額から$18B(180億ドル)が蒸発した。ただし、Yahooの第一線の幹部のほとんどが会社を去った。で、何が残ったのか? 依然として会社の基本戦略をきちんと説明できないCEOが残っているだけだ。Yangは、壇上で精気なく、うつむき加減にして、ある時はYahooをプラットフォーム企業だと言ったかと思うと、次にはデスティネーション・サイトだと言うありさまだ。Yangは検索分野で今後もGoogleに十分対抗できるはずだと主張するが、検索サービスにつぎ込める両社の資源には圧倒的な差がある。Yangの期待は、YOS〔Yahooオープン戦略〕によってサードパーティーのデベロッパーが検索をウェブサービスに組み込んでくれるところにかかっている。単に表現が悪かったのかもしれないが、Yangのメッセージには説得力が感じられなかった。聴衆が感じたのは、Yahooが内部から空中分解してしまう―あるいは部外者によって解体されてしまう―までこのCEOはずっと地位にとどまっているつもりなのだろうかという不安だった。Yahooに必要なのは新しいCEOだ。Yahooにはバラク・オバマが必要だ。誰もが真のりーだーだと認める人物、先頭に立って船の舵を取る人物が必要だ。信じられるプランを持った人物が必要だ。Yahoo自身とYahooユーザーを活気づけ、Yahooが再びインターネットの重要なプレイヤーに立ち戻ったと確信させることができるようなリーダーが必要なのだ。そのリーダーはあきらかにJerry Yangではない。もっとずっと早く変革が起こされるべきだった。Yangは去らねばならない。CrunchBase InformationYahoo!Information provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/%e6%82%b2%e3%81%97%e3%81%8f%e8%b2%a7%e3%81%97%e3%81%8f%e5%af%82%e3%81%97%e3%81%8dyahoo%e2%80%95yang%e3%81%af%e5%8e%bb%e3%82%8c/’; AddClipsTitle = ‘悲しく貧しく寂しきYahoo―Yangは去れ’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 前の投稿へ トラックバック [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081117yang-to-step-down-from-yahoo/ ジェリー・ヤン、ヤフーCEOを辞任

    [...] Yangの心が離れてしまったことは明らかで、先月のWeb [...]