本日(米国時間5/28)午後、ヤフーのCEO Jerry YangとSue Decker社長が、カリフォルニア州Carlsbadで行われたD6カンファレンスの壇上に立った。
Walt Mossbergからの最初の質問:「マイクロソフトとの交渉ではどういう立場をとっていますか」
Yangの答え:「マイクロソフトは当社の買収にはもはや関心がありません。彼らは別の話をしたがっているので、それを聞いているところです。」
Yangによると、マイクロソフトの交渉は非常に強引で、ヤフーは最初から契約に関してオープンにしてきたという。「条件が揃う必要がありました」。買収価格、時期、規制などの条件のことだ。「たとえ価格で折りあったとしても契約がまとまる気はしませんでした。」
どうやって物別かれに終ったかの噂について:「彼女と別れるようなものです。」「あっという間に。言った言わない、で。」
Mossberg:検索広告をGoogleにアウトソースするのはなぜですか。
Yang:「われわれは検索を収益化することについて強い自信を持っています。われわれと市場リーダーとの間には評価のギャップがあります。」Yangは、Googleとの試行の結果、GoogleがYahooの広告枠をいかに効果的に収益化するかを理解したと言っている。
「Googleは好きです」とYang。
ヤフーには広告分野で非常に強い競争力を持ち続ける力がある、と彼は言う。市場がまだヤフーの可能性を正しく認識していない、とも。
Mossberg:ヤフーとマイクロソフトは検索市場シェアを減らし続けていて、Googleの独占になってしまう危機を迎えています(私の考えはこちらに)。
Yang:PanamのおかげでGoogleとの収益化のギャップは埋まりつつあるし、クエリー件数も増えています。Yangは、競争力を高めるために現状を一新してオープンになる必要があると言う。時間がたてばもっと積極的になるだろう、と。
Mossbergが、ヤフーがどう戦っていけるのかについて厳しく追求した。
Decker:離職率はこの期間も大きな変化はありません。みんながヤフーの将来に不安を持っているので採用には苦労しています。Q3には新しいディスプレイ広告製品を出しますから将来は明るいのです。これは、ヤフーの驚異的な財産を使って何が出来るのかを示す一生に一度にチャンスです。
Yang:最近別の会社の役員会に行ったところ、まるで自分の通夜の席に足を踏み入れたかのように、みんなに大丈夫かと聞かれたという。「われわれの会社としての認識のされ方は間違っています」という。「経営陣は一致団結して危機管理モードに入っています。われわれは注目の的にあって、やるしかないのです。昨年ヤフーがビジネスの転換機を過ごしたことは強調しなくてはなりません。この数か月間でヤフーの本質が明らかになり、会社は非常に力をつけました。今当社に加わる人たちは、正当な理由があって入ってきているのです。
[私のメモ:Yangの話は美辞麗句を切り貼りしただけで、一貫したメッセージになっていない。YangとDeckerの2人ともボディーランゲージでは窮地に追い込まれている。]
Mossberg:「ヤフーのビジネスとは何ですか?検索、IM、広告、消費者、メール?」
Yang:ヤフーは、消費者にとって非常に関係深く意味のあるものでなければならないと考えています。一日の始まりをYahooで迎えてほしいのです。ホームページ、メール、検索、モバイル。一日の最初にYahooにやってきて、一日に何度も来てほしいと思っています。これは、当社の歴史上ほとんど常にYahooが占めてきたポジションでもあります。全員になにもかも届けることはできません。もっと焦点を絞る必要があります。これまでは、あらゆる分野を開拓するにはどうすべきかということに挑戦していました。
Decker:当社は今でもたくさんのことをやっていますが、ホームページ、検索、メール、モバイルに焦点を合わせます。どうやって洞察を得るか、どうやって広告戦略を決めるかが重要です。こうした核になる領域に改めて焦点を合わせ直します。
Mossberg:誰に焦点を合わせますか?
Yang:私たちはインターネットの70%にリーチしています。月間5億人を超えています。Yahooは非常に力のある会社です。これは間違いありません。この人たちがインターネットで育っていく中、必要とされ続けなければなりません。モバイルが非常に重要なのはそのためです。
Yahooホームページのソーシャルアプリのこと、開発者への働きかけの必要性についての話。
マイクロソフトの件についての最終考察:「マイクロソフトとの交渉の場から立ち去ったのは私たちではありません、むこうです」。
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(翻訳:Nob Takahashi)




