Googleニュースに囚人扱いされた不運な人
by John Biggs on 2008年5月30日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Investment News』がGoogle Newsのアルゴリズムとその失敗例について面白い記事を書いていた。 同誌は以前、米証券取引委員会(SEC)の新判決を紹介したことがあるのだが、その中にこんな章がある。:

「1980年代初頭、John Breaux民主党上院議員(当時)がルイジアナ州から当選する前に同議員の補佐を務めていたRadano氏は、2002年、Steven Bolla投資顧問が業界追放となった事実をクライアントに隠す上でBolla氏をほう助したとして起訴された」

まあ文句のつけどころはない。記事ではJohn Breaux議員の名は単なる補足説明で使われているだけであって、別にこの文章の主役だったわけでもない。ところがどうだろう。「John Breaux SEC」で検索すると、トップページにはこう出てくるのだ。:

breux.jpg

John Breaux議員(民主、ルイジアナ州)は上院当選前、2002年、Steven Bolla投資顧問の…事実をクライアントに隠す上でBolla氏をほう助したとして起訴された …(上から2番目の記事の解説)

ブッブー。明らかにアルゴリズムが継ぎ目も補わずに肝心要の文章を落っことしてしまった結果だ。せめてカットしたところには「チョキン!」と分かるように入れといてくれればよかったのにね。

こんなのは極めてレアケースだし、特殊な事例だが、「早く書かないと負ける」という今のニュースサイクルでは、こんなロボットがやる切除でも、深刻なダメージに繋がりかねない。

報道は文脈がすべてなのに、アグリゲーターはまるで復讐のようにその文脈を削ぎとってしまう。僕のためにニュースをあちこちから漁って集めてきてくれるロボットにはもちろん頭が上がらない。ヨシヨシ褒めるのが済んだら、一度そこに毒イチゴがある話ぐらいしても構わないだろう。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

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