TuneCoreが怒りのはけ口を教えてくれた
by Michael Arrington on 2008年6月4日

TuneCoreは、ミュージシャンがレコードレーベルの世界を飛び出して、自分の作品をiTunesやAmazonなどのオンライン流通に乗せられるようにするスタートアップだが、このところ、一部の優秀で評価の高いマスコミ報道によってバカ騒ぎされている。

うちのインターンのPeterに、TuneCoreの広報チームにメールしてCrunchBaseや、今取りかかっているこの会社に関する記事に使うための基本情報をもらうよう頼んだ。Peterは言われた通り、「press@tunecore.com」に大変丁重なメールを送り、資金に関する詳細情報を頼むとともに、できればインタビューができないか依頼した。

どうやらこのメールがCEOのJeff Price(右の写真)に届いたようだ。こんな返事が来た。

Hi Peter

何のため? その情報を何に使うの? あんた誰? 誰が出資してるの?

Peterは、丁重に返事を書き、TechCrunchの詳細情報、自分が誰であるか、なぜTuneCoreの広報グループと話がしたいかを説明した。Priceの返事はこれ。

Hi Peter

あなたのサイトについて知識を授けてくれてありがとう。

TuneCoreの詳細情報に関する全プレスリリースへのリンクはこちら。

http://www.shorefire.com/clients/tunecore/

いきなりCEOにコンタクトしたり、人間関係も作らないうちに機密情報を入手しようとしたりしなければ、もっと楽に情報を手に入れられたのだろうと思う。

広報チームに普通に送っただけのメールにこんな返事をもらうとは予想していなかったのだが、違うだろうか。誰か実際にTuneCoreを代表できる人で、われわれとビジネスについて常識的な会話をしてもよいと思う人がいたら、連絡してほしい。そうでなければPriceの望みどおり勝手にやらせていただく。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

  • S

    単に、price@tunecore.com に間違いメールしただけじゃね?

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081019ilike-teams-with-tunecore-to-help-artists-sell-their-music/ TechCrunch Japanese アーカイブ » iLikeがTuneCoreと提携してアーチストたちが音楽を売れるようにする

    [...] TuneCoreは(CEOはありがたいことにサイトのPRに手出しをしなくなったようだが)実はそのビジネスモデルがなかなかおもしろい。同社はRhapsody、Amazon MP3、iTunesなどと契約して音楽を売っているが、アーチストから定額の手数料を取って音楽をこれらのストアに卸す。手数料の額は、自分の音楽を売りたい店の数や、シングルかアルバムかなどによって違うが、まあ納得できる額だ。それに、売上は100%、アーチストの手に入る(手数料の詳しい額はここを見て)。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081026tunecore-takes-7-million-to-help-artists-with-digital-sales/ TechCrunch Japanese アーカイブ » インディー・アーチストたちの音楽販売を助けるTuneCoreが$7Mを獲得

    [...] TechCrunchとTuneCoreの仲はぎくしゃくしていたが、でもわれわれはそのビジネスモデルの大ファンだ。アーチストたちはTuneCoreのサービスを利用して自分の音楽をiTunesやAmazon、Rhapsody、napster、eMusicなどのオンラインミュージックストアに直接配布できるから、中間の流通業者とのトラブルがゼロなんだ。最近iLikeと提携したので、さらに多くのアーチストたちをカバーすることになった。 [...]