Slideがニューヨークにセールスオフィスをオープン。高いバリュエーションを証明する方法を模索
Mark Hendrickson
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Slideは奇妙なWeb 2.0企業だ。おそらく同社で最も興味深いのは創設者のMax Levchinだろう。彼はPayPalの共同設立者で、New York Times紙上で仕事中毒だといわれている人物だ。
FacebookやMySpaceなどのための、次から次へと作られる面白いけれども平凡なウィジェットとソーシャルネットワークアプリケーションからなる同社の事業そのものは、それほど魅力的ではない。
しかし、製品がコンピュータに詳しい人にアピールしようとしまいと、ソーシャルネットワークそのものが効率よく金を稼ごうと苦労しているこのご時勢にあって、同社にはソーシャルネットワークで金儲けをする才能が間違いなくあるようだ。そうでなければ、どうやってこのスタートアップがすごいバリュエーションを誇っていることを証明できるだろう?
Slideの収入は全て、主にFacebookアプリケーションを通じたブランド広告から来ている(Levchinは消費者への直販にも興味があることを示唆したが)。販売努力にてこ入れするため、同社はニューヨークに第二オフィスを開設することを決めた。広告主の70%はニューヨークにいると同社は考えているのだ。80人の従業員(そのほとんどが開発者)を抱えるサンフランシスコ本社とは違い、ニューヨークのオフィスは元AOLのナショナル・セールス・ディレクターJason Bitensky率いるセールスチームで構成されることになっている。
私は、そのオフィスのオープンを、アプリケーションでどうやってSlideがお金を稼ぐのかと営業開発のVPのKeith Raboisに質問するいい機会だと考えた。Raboisは、Slideはフォーチュン50の企業を主なターゲットとし、(成果ベースの広告やCPIはせずに)ほぼCPMベースに限定して広告スペースを販売するのだと説明してくれた。
Slideの広告主は、エンターテイメント、一般消費材、モバイルのだいたいに3つに分けられる。エンターテイメント部門には全てのメジャーな映画スタジオが、一般消費材の企業にはConAgraなどの大企業が含まれている。また、モバイルの広告主にはハードウェアサイド(Palm)とネットワークサイド(AT&T)の両方がある。
Slideのキャンペーンは、FunWall、SuperPoke、Top Friendsという3つの主要なFacebookアプリケーションにまたがっている。そして、そのそれぞれが独自の広告特性を持っている。FunWallはプレミアCPMでスポンサーのビデオを流し、SuperPokeはスポンサーのアクション(新しいインディ・ジョーンズの映画用のムチ打ちなど)を備え、Top Friendsはソーシャルネットワークのページ上にビデオを重ねる、というものだ。
RockYouはSlideの大きなライバルとよくいわれるが、消費者の視点から見れば、その2つの製品の違いはほとんどない。ところがRaboisは、Slideが収入を得るストラテジーは相当違っている、と断言する。RockYouはCPIと広告ネットワーク契約で儲けているが、RaboisはSlideを目前でブランドを取り込もうとしているYahooのライバルと位置付けているのだ。
現在Slideには合計5人のセールススタッフがいる。それ以外は、さらに開発努力をしお金を稼いでいく過程で増やしていくという。
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(翻訳:Megumi H.)
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