「歴史は勝者によって書かれる」などと言われるが、そうだとすると〔敗者の〕Al GoreとFriendsterがインターネットの歴史の舞台の中央を占めることになった理由がいささか疑問ではある。
Vanity Fairは最新号にインターネットの歴史を紹介する8章22ページにもわたる長たらしくて、あまりとりとめのない特集を掲載している。「どのようにしてウェブが勝利したのか(How The Web Was Won)」と題されたこの記事はインターネットのパイオニアとしてアル・ゴア元副大統領や商用利用の先鞭をつけた企業をいくつか(Amazon、Ebay、PayPal、Ning、MySpace、Friendster、YouTube)紹介している。
スライドショーの内容も含めてこの特集が取り上げた企業のリストに疑問を呈するのは容易だ―たとえばGoogleに全く触れていない。FirefoxもなければYahooもMicrosoftもなく、Facebookについても1語も紹介がない。それをいうならアメリカ以外の企業についてもゼロだ。コンピュータ・ネットワークの発達とインターネットそのそのものについての説明も、理解できることながら、相当に端折られている。重要な人物の多くも紹介から漏れている。(インターネットの歴史を手っ取り早く、しかし多少は詳しく知りたいと考える読者にはAndyKesslerの「How We Got Here」をお勧めする)。
この記事では何十人もの人物がインタビューされている。この特集全体がうまく編集されたインタビューの集成といってもよい。大きな写真つきで掲載された人々は以下のとおり。「インターネットの父」(Leonard Kleinrock、Paul Baran、Larry Roberts)、YouTube(Steve Chen、Chad Hurley)、Al Gore (立法活動を通じて今日のインターネット普及への道を開いた)、Jeff Bezos、Elon Musk、Pierre Omidyar、Ning(Gina Bianchini、Marc Andreessen)、MySpace(Chris DeWolfe、Tom Anderson)、Jonathan Abrams、そしてテクノロジーの大家(Vint Cerf、Robert Kahn)。
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(翻訳:Namekawa, U)




