
300人の企業のIT担当幹部へのアンケート調査によると、企業情報のセキュリティーに関して、スマート携帯はノートパソコンよりはるかに大きな危険になっていることが判明した。原因は主にユーザーの意識にあるようだ。いろいろな理由で、携帯電話内の情報は同じようなノートパソコン内の同様の機密度の情報ほどの保護がされていない。
機密データを会社のノートパソコンに保管する際、IT担当者の10人に4人(これも低すぎるが)はなんらかの暗号化を実施しているが、スマート携帯10台のうち9台はネットワーク・プロトコルに本来的に備わっているセキュリティー手段をいっさいに経由せずに会社のネットワークに接続できており、対象者からの回答によれば81%がアクセス制限がまったくないという。もちろん完全な情報の漏洩防止システムなどというものはない。しかし携帯が盗まれた場合、相手が普通の泥棒なら単純なパスワードだけでも簡単に情報を手に入れることはできない。おそらくは腹を立てて携帯を捨ててしまうのがオチだろう。
こういった統計は(ノートパソコンの暗号化率の低さも含めて)、控えめに言っても、憂慮されるべき状況だ。1個か2個のパスワードを覚えていて繰り返しタイプしなければならないのは面倒ではある。しかし、「皆さんのプライバシー・データがすべて流出してしまいました」と顧客に謝ってまわるような事態を防止できるのだったら、担当者は飼っているネコの名前を毎日何度も入力するくらいの手間を惜しむべきではない。
(写真:CarbonNYC)
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(翻訳:Namekawa, U)




