GoogleのGmailイベント、ライブ中継
Michael Arrington
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Update: Gmail Labsに関するフルストーリーは こちら。
太平洋標準時刻の午後一時、Googleは next evolution of 20% timeと呼ぶGmailの新機能発表会を開催する。これにより開発プロセスも変更され、「利用者もGmailのデザイン決定に参加できる」とのこと。Mike、Mark、およびSteve Gillmorが現地に向かっており、ライブビデオおよび写真の更新を行っていく。
MikeとMarkによる現地からのメモ
GoogleがGmailに変更を加えて生み出した新しいプロダクトを概観した。GmailおよびGtalkの歴史についても確認した。
Googleによればプロダクト開発の面に大きな変更を加えつつあるとのこと。現在は利用者からの要求を読み取って、自身のアイデアを生み出している(GTalkや関連スレッドに分類される複数メッセージの一覧表示などが好例)。
現在のところ数千万人にも及びGmail利用者が存在する。
Googleは、よりオープンな繋がりを構築したいと考えている。
Googleはプレスを招き、Gmailが格好良く見える写真を配布した。非公開だったものも多く見せてくれた。非公開文書もたくさんある。
GmailとGchatの初期モックアップも見せてくれるそうだ。
すべての機能は一般に公開される数週間から数ヶ月前に内部的に公開される。Googleはこれ以降、行う作業の改善にユーザの力を借りたい考えだ。Gmailは公開されてからの期間より長い間非公開で利用されていた。
次のステップを踏みだし、ユーザを巻き込んだテスト環境を構築したいと考えている。
太平洋標準時午後六時。Gmail Labを立ち上げる。設定画面のトップにタブとして表示され、開発段階にある諸機能もほとんどそのままで提示される。フィードバック送信用のリンクを使って、利用者はGoogle Conversationに参加する。すべての利用者がこの機能を使えるようになる。
最初の公開時には、Gmailエンジニアにより作成され、現在テスト中の13の新機能が含まれることになる。すべての人がこの新機能を使ってみることができる。
ラボでは数多くのエンジニアがグリースモンキースクリプト上で動作するものを開発中。数多くのものが制作され、良いものもあるし、悪いものもある。Gmail内で動作するSnake(という名前のゲームだ)を開発した人もいた。
Gmail上で開発することのメリットは、利用者が非常に多いということだ。
画面の右上に数字が表示され、β段階のアプリケーションをいくつインストールしているかを示す。
「Gmail Labsでは、他のアイデアを次の段階に進めるために、個々人のプロジェクトの20%の時間を使う」。つまり内部のエンジニアが何かを作れば、そこに準備OKのテスターが控えているということになる。現在のところ、アイデアのすべてはGoogleの内部から生じるものだ。どのエンジニアもラボで働く人の20%の時間をあてにして開発を行うことができる。開発されたものが認められれば、次のGmailに当該機能が含まれることになる。
少なくとも現在のところ、Google外のエンジニアは参加できない
破壊的なものにならないことを確認するコードレビューは開かれる。しかしユーザインタフェースの審査や完成したプロダクト全体での分析は行われない。他人に公開するのに必要なのは、それが動作するという一点だ。開発するコードで理論的にはGmailを構築するコードベースすべてを変更することができる。Gmailのコードベース上での開発者を増やしたいと考えているが、プログラムインタフェースの統一や、ある種の制限も必要になるだろう。
外部に向けてオープンな開発プラットフォームを用意する具体的な計画はない。外部の開発者も最終的にはプラットフォーム上で動作するものを作ることができるようになるだろうが、あらゆる面に変更が加えられる可能性があり、インタフェースを制限する必要がある。
最終的にはサードパーティーの開発者にも、Gmailのコードベースを利用してもらうつもりだが、現在のところはフィードバックの送信を行ってもらうことだけを考えている。
アドオンの開発者に向けたフィードバックは、誰でも送ることができる。
Gmailアドオンの例:
Quick Links: 左側のカラムに、Gmailでブックマークすることのできるすべてのリンクにワンクリックでアクセスすることのできるボックスを付加する。現在の検索結果を保存したり、重要な個人的メッセージを保管しておくのに利用する。
Superstars: 標準のものにさらに星のアイコンを加える。
Pictures in Chat: 誰かとチャットするときに、相手のプロフィール画像を表示する。
Fixed Width Font: 返信ドロップダウンにメニューを加えて、メッセージを固定幅フォントで表示するようにする
Custom Keyboard Shortcuts: キーボードショートカットをカスタマイズする。新規設定タブを加え、そこで各種動作に対応するショートカットの再定義を行うことができる
Mouse gestures: マウスジェスチャーを利用可能にする。右ボタンを押下したままでマウスを左に動かせば前のメッセージに移動し、右に動かせば次のメッセージに移動する。マウスを上に動かすと受信箱に戻る。Windowsで利用するときには便利な機能だ。
Signature tweaks: 引用文の前にシグネチャを挿入する。
Take A Break: 15分間Gmailを利用不能にする(強制的に休憩をとることができる)。利用不能となる際には「休憩! 外に出て日常の用事でも済ませてくるかおやつでも買ってきな。14分経ったら使えるよ」と言ってくる。
これらのモジュールを使うか使わないかは、利用者が決める。
設定メニューのLabsタブのトップには「Gmailのエンジニアはいつも新しいことを思いつきます。Gmail Labsは思いつきを現実に試してみて、皆様からのフィードバックを受け取る場所です。まだどれも普通に使えるようにはなっていません。従って変更されたり、動作しなくなったり、あるいは消え去る可能性があります」と記してある。
アドオンが壊れた際の非常口
もし(まあ「もし」よりは頻繁だろうけど)Labsのアドオンが壊れてトラブルに見舞われた際には非常口が用意されている。http://mail.google.com/mail/?labs=0 にアクセスすれば Labs の機能はすべて一時的にオフになる。
人気のあるアドオンは最終的にGmailに組み込まれる
GmailにGoogle Readerを組み込む機能はない。モジュールを作らなければならない。プロジェクトマネジャーたちが左写真の掲示板に記入している。何人かでこの掲示板を運用している。
役割の異なる人々が大勢でこの機能追加を行っている。彼らはこれをアドオンとは呼ばず「コンポーネント」や「アプリケーション」と呼んでいる。
エンジニアはモジュールにTwitter等サードパーティのAPIを組み込むこともできる。完全に組み込んでしまうことができるかどうかだけを確認すれば良い。「APIはなんでも組み込んじゃうよ」と彼らは言っている。
GmailがOpen Social互換になるのはいつか?
「オープンソーシャル互換にするのは面白い。やってみようと思ってることのひとつだけど、今のところ発表できることは何もない」とのこと。
Googleはラボ経由でない新しい機能も普通に公開していく。大きなプロジェクト単位での通常アップグレードや、より重要な機能追加も予定されている。
数ダースの人がGmail関係の仕事をしているが、多くの部門も絡み合っていて正確な数字はわからないとのこと。
GmailのプロダクトマネジャーであるKeith Colemanがほとんどの話を提供してくれた。ここにもうひとりのプロダクトマネジャーであるTodd Jacksonもいる。KeithはGoogle ReaderおよびGtalkを含むGmail Plusを率いている。
どの機能を何人の人が使っているかを彼らは把握しているそうだ。それによってどの機能を現実に組み込むかを決めるらしい。決定における第一要因だとのこと。
広告ブロックの機能を提案した人はまだ誰もいないそうだが…(実際のところそれが可能かどうかも話してくれなかった。できない、ということにしておこうか)。
Google Labs内部で立ち上げた際、二日間のhack-a-thonを行ったそうだ。これは今後も続けていくとのこと。
イベント前に撮影した動画を下に貼っておく。
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)
タグ: Gmail, gmail-labs, Google【関連記事】




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