
YahooがオープンしたSearch Galleryが好きになれればと思う、本当に。検索エンジンを外部の開発者に公開するというのは賞賛すべきアイデアだと思う(まだまだできることがあるけれど)。だからYahooがSearchMonkeyプラットフォームを発表して、外部の開発者が検索結果の表示形式に変更を加える独自「アプリケーション」を作成することを原則的に認めることをアナウンスしたときには胸が高鳴った。
本日(米国時間6/5)Yahooはこれらアプリケーションのギャラリーをオープンした。Yahooのメンバーはアプリケーションを使って、Yahoo検索に独自機能を追加することができる。公開されたアプリケーションには、LinkedInの公開プロフィール、Yelpのレビュー、Epicuriousのレシピ、Diggの統計情報、あるいはLast.fmの音楽情報などをハイライトするものがある。関連する検索を行った際に小さなアイコンと、独自に付加する詳細情報を表示するということになっている。Firefoxの検索関連アドオン機能を、検索機能自体に追加したような感じだ。
確かにこれはアイデアだが、今朝いくつかをざっと試してみたところでは、完全にがっかりしてしまった。たとえばfriend snapper、baked ziti、U2(Yahoo Musicへのリンクは表示されたがLast.fmへのリンクは表示されなかった)、Rolling Stones(同前)、White Stripes及び現在Diggに登録されているヘッドライン(追加で表示される情報はなにもなかった)などを検索したところ、何も追加の検索結果を得ることはできなかったのだ。
Reid HoffmanやMax Levchin等、有名な技術系CEOを検索した際のLinkedInアプリケーションは機能しているようだが、LinkedInの情報に何の優先順位も付けていないようだ。Levchinに関しては、検索時にLinkedInと付け加えてLinkedInの情報を見たいと指定したにも関わらず、表示は6番目だった。開発者はSearchMonkeyを使って結果の表示形式のみ変更することができ、結果の表示順位を変更することはできないのだ。
次に私はYelpに掲載されている情報を表示させるため、敢えてbar tabac brooklyn restaurantと検索してみた。しかし何も表示されない。あるいは限定的に過ぎたのかもしれない。bar tabacのみで検索するとアプリケーションによる拡張検索結果も表示された。

つまり、何らかの動作はしているわけだ。しかし狙って特別の検索結果を得るというのも変な話だ。また、検索条件を細かく指定すれば目的の結果を得られると考えるのが普通だが、実際はどうも逆のようだ。
これがYahooの問題なのか、それとも開発者側の問題なのかはわからない。確かなのは、より素晴らしい検索体験というものにたどり着くまでに、SearchMonkeyアプリケーションにはまだまだ長い道のりがあるということだ。
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(翻訳:Maeda, H)





