Googleでオバマ候補が検索される数がマケイン候補が検索される数より多かったら、オバマ候補が選挙で勝つ見込みが高いといえるだろうか?
アメリカの有権者が皆んなGoogleを利用しているわけではないし、 それを言うならインターネットだって全員が使っているわけではない。しかしこれだけ大勢がGoogleを使っている以上、そこでの検索パターンは候補者やプレスを始め、選挙結果に関心のあるもの全員が無視できないものとなっている。幸い、GoogleはGoogle Trendsで検索キーワードの相対的な人気を一般に公開している。上のスクリーンショットはアメリカ国内の過去12ヶ月におけるオバマとマケインのGoogle Trendsによる比較だ。もし検索件数が選挙結果を占うのに役立つものなら、今日選挙があれば、オバマ候補が勝つことになる。
もっと伝統的な世論調査も同様の結論に達している。6月4日、5日に行われたCNN-Opinion Research Corp. の世論調査によると、オバマ候補が47%、マケイン候補が43%とオバマ候補がリードしている。(6%がラルフ・ネーダー)。一方 Gallup世論調査によると、その差は縮まってオバマ46%、マケイン45%となっている。明らかにこれは接戦になる見込みで、11月までに有権者の感情がどちらに振れるかはまったく分からない。ただ、検索件数とニュース件数の間にはどうやら相関関係があるらしく見える。上にこれを比較するグラフを掲げた。(データはGoogle Newsから)。
ただ、Google Trendsのすごいところは州別データも得られることだ。Google Trendsのデータを詳細に分析した (バージニア大学の学生、Michael Giuffridaの研究によると)、少なくとも半数の民主党予備選挙に関してGoogle Trendsの結果は結果の予測に役立つということが判明した。アップデート:補足すると、この研究では民主、共和、両党の予備選を分析している。民主党の予備選については、37州が対象とされたが、うち5州はデータ不足のため除外された。残る32州中27州、すなわち84%についてGoogle Trendsの結果は予備選の結果を正しく予測していた。共和党の場合、29州が対象となり、Google Trendsが結果を正しく予測できたのは半数にとどまった。(さまざまな理由で十分なデータが得られなかったため)。
下に掲載したのはGiuffridaの研究によるミズーリ州(オバマが勝利した)とフロリダ ネバダ州(クリントンが勝利)における各候補のGoogle Trendsによる比較だ。Google Trendsは検索量が増える(データの参照点が増える)ほど正確になるようだ。州別の検索量の差は大きいが、総選挙が近づくにつれて選挙がらみの検索量は全国的に急増することが予想される。最低限、州別のGoogle Trendsの結果は、両陣営とも独自の世論調査の補正のための参照点として利用できるはずだ。もちろんすでにそのように利用している陣営もあるかもしれない。
(Slashdotから)


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(翻訳:Namekawa, U)





