Yahooのネットワーク部門EVPのJeff Weinerは、先週末から過激な憶測の的になっていたが、このほど辞意を表明したとの情報が同社筋から入った。YahooとWeinerは退社条件について交渉中だが、同氏の離任について「緊急」発表を行う予定だ。しかし、大きな問題は、誰が後継者になるかだ。
WeinerがYahooに来たのは、前CEO Terry Semelが率いていた2000年のことだ。同氏は多くの従業員から、Jerry Yangに代わる会社の精神的支柱であり、実権を持って会社を動かしている人物だと考えられている。Weinerの退社によって同社の上層経営陣にはぽっかりと穴が開くことになる。
今後Weinerは、Accel PartnersとGreylock Partners両社の「客員起業家」となる模様だ。Weinerは、かつて同氏の下でYahoo Searchを担当していたAndrew Bracciaを通じて、Accelとは近い関係にある。Greylockとの関係は、これもWeiner直下で以前Yahoo Autosを率いていたJames Slavetに由来する。
私は先月Weinerとディナーを共にする機会があり、社会的責任を果たす投資に対する彼の熱意(WeinerはDonor’s Choose およびPeter Chernin肝入りのチャリティーMalaria No Moreの役員を務め積極的に活動している)やソーシャルメディア、Yahooが現在進めているオープン戦略などについて話しあった。
Weiner直属の部下であるBrad Garlinghouse、Tapan Bhat、Scott Moore、Vish Makhijaniの4名がYahooの米国部門を指揮している。おそらくYahooは4人のうちの1人をWeinerの後に据えることになるだろう。この時点で外部から招へいすることは、Yahooの将来の不確実性を踏まえると考えにくいと情報源が語った。また、Yahooが新たに経営陣刷新を行う可能性もあるという。
有力な後継者候補を以下に挙げておく。
Brad Garlinghouse
Garlinghouseは、コミュニケーション&コミュニティー担当SVPであり、悪名高きPeanut Butter Manifestoの著者。担当部門はメール、メッセンジャー、グループ、Flickr、Zimbraなど。Yahoo!入社前は、Dialpad Communicationsに在籍。それ以前には、@Venturesで、コミュニケーションおよびインターネットビジネスのVC投資責任者だった。この他にも、@Home NetworkおよびSBC Communicationsで指導的役割を果たした。
Scott Moore
Scott Mooreは、Yahooのコンテンツ事業担当SVP。YahooのSanta Monica事業所で、メディア事業とコンテンツ分野をすべて統率している。ニュース、ファイナンス、スポーツ、映画、テレビ、音楽、ファンタジースポーツ、ゲーム、OMG、ビデオなどが含まれる。Kids and Shineなどのニッチ分野もMooreの配下にある。Mooreは以前、Microsoft MSNで長期にわたり幹部として厚い信頼を受け、ニュース、ファインナンス、スポーツなどのサイトを担当した。Yahooには2005年入社。Vish Makhijani
Vish MakhijaniはYahoo SearchのSVP兼ゼネラルマネージャー。Yahoo Search、Delicious等の部門の責任者。以前はYahoo!の消費者向けインターネット検索事業のVP兼ゼネラルマネージャーだった。Yahoo!入社前、VishはInktomiのVP兼ゼネラルマネージャーを務め、Inktomiの買収と同時にYahooに加わった。Inktomi入社前、Makhijani氏はPricewaterhouse Coopersでニュヨーク都市部およびシリコンバレーを担当し、Fortune 500企業や、最先端技術、メディア、スタートアップ企業などの、財務報告、合併、買収、株式公開などの業務を支援していた。
Tapan Bhat
Bhatはフロントドア&ネットワークサービス担当VPで、Yahoo Home Page、My YahooのほかBuzzなどのサービスを担当している。同氏配下の事業を経由して月間5億人がYahooを訪れる。Bhatは、Yahooの全ネットワークのフロントドア戦略「front doors」の構築責任者。また、同氏はネットワーク(www.yahoo.com)およびMy Yahooのフロントドアの直轄経営者および損益責任者でもある。

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(翻訳:Nob Takahashi)




