2008年はGoogleが楽園で無垢のまま過ごせる最後の年となるかもしれない。メディアも政府も、検索マーケットの 60%を支配するだけでなく、オンライン広告のシェアの5割を占めるGoogleの行動に次第に厳しい目を向け始めている。
2007年には、連邦通商委員会(Federal Trade Commission)がGoogleがDoubleClickを$3.1B(31億ドル)で買収したケースについて反トラスト法に基づく調査を行った。この買収は最終的には承認されたが、EUの承認を得るまでにはずっと長い時間がかかった。(EUは全般的にみてGoogleに好意的ではない)。
しかし今年はそううまくいくかどうか疑問だ。 政治家はGoogleの今回のYahooとの検索広告における提携について調査しようと待ち構えている。この提携は、反トラスト法にひっかからないよう注意深く構成されてはいる。しかし今回もGoogleが首尾よくすり抜けられるかどうかは分らない。
さらに他の面でも疑問が投げかけられている。たとえば、Firefoxは依然としてクリーン・インストール状態でユーザーに選択を許さずGoogleをデフォールトの検索エンジンにしているのはなぜなのか? MicrosoftはInternet ExplorerのWindowsへのバンドル問題に関連してユーザーにブラウザの選択を許すよう強制された。GoogleとFirefoxの間の長年にわたる財政的結びつきを考えると同様の措置が必要なはずだという意見が出てくるだろう。
Googleが誰よりも優れた技術を開発したことによって検索マーケットで勝利を収めたこと、その当然の成果として財政的見返りを得ていることについては誰も疑っていない。しかし社会は負け犬を応援するのも好きだが、ひとたびヒーローになるとあっという間に激しいバッシングを浴びることもある。
2008年にGoogleは誕生以来満10年になる。今年はGoogleにとって転機の年となる―楽園での日々が終わりを告げる年となるかもしれない。Yahoo、あるいはFirefoxはGoogleにとって手を触れるべきでない禁断の果実だったのかもしれない。
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(翻訳:Namekawa, U)
