新しいGoogle Trendsはすばらしい情報源だ―ただしGoogleのデータは得られない
by Michael Arrington on 2008年6月23日

新しいGoogle Trendsサービスではウェブサイトへのトラフィックが測定されるようになった(従来は単にキーワードの検索数が測定されるだけだった)。これでウェブサイトのトラフィック・データを調べるのに実に便利なサービスになった。もちろん完璧なデータではないだろうが、インターネットで何が起きているのか知るための重要な情報源が一つ増えたといってよいだろう。

しかし不思議なことに、Google自身が運営するサイトのデータはブロックされている。たとえばGoogle.comを検索しても何も出てこない。YouTube、Blogger、Picasaについても同様だ。「Google Operating System」が指摘しているように、Google傘下でも比較的小さいサイトはデータが表示される場合がある。つまりGoogleの全プロパティーをブロックするという方針ではないらしい。

Googleはこの除外について明確な説明は何もしていない。GoogleはGoogle Operating Systemに対して「われわれは所定の期日以外には財務情報を公開しないことを方針としています。この方針に基づき、Googleについての統計は発表されないこととなりました。 」と回答している。しかし、Google Trendsは別にGoogleの内部情報を利用するわけではなく、他のあらゆるサイトについてと同じ方法で推計を行うだけだから、この説明では納得がいかない。

もっと良い説明は、コメント欄にあったように、Googleは自社に関するトラフィックをうまく収集できないのだろう、というものだ。 つまり、定義上、Googleが収集するデータはすべてGoogleサービスのユーザー(たとえばGoogleツールバー)から来ている。そもそも100%がGoogleユーザーだというバイアスがかかっているわけだ。これはGoogle Trendに内在する本質的な欠陥なので、Googleとしてもそう簡単には対処できないのではないか。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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