2008年6月23日

Awesome Highlighterでウェブに簡単にマーカーを塗る

ゲスト ライター

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おそらく誰もが、あまりに多くの情報が手元にあることによって、何らかの影響を受けていることと思う。これまで数多くのソーシャルブックマーキングサイトが出現してきたほか、FleckStickisといったソーシャルアノテーショントサイトも面白い動きを見せている(われわれがアノテーションサイト5社を比較した結果がここにある)。どこもやろうとしていることは同じ。ウェブにある情報を整理してカテゴリー別に分類することだ。最近、Y Combinatorの支援するAwesome Highlighterというスタートアップが注目を集め始めている。

Awesome Highlighterが提供するツールは、ユーザーがウェブサイトで情報にマーカーを塗り、後で見るために保存しておくか、友人と共有することができるというもの。仕組みはいたって簡単だ。ここのサイトに行ってプラグインをインストールするか、マークしたいサイトのURLを入力する。色を選んで重要な部分にマーカーを塗り、友人との共有用に作られるショートURLをコピーしたら、「pass it on」ボタンをクリックして、メール、Twitter、Facebook、Tumblr、Del.icio.us、LiveJournalなどを経由して友人と共有する。最近のTechCrunchの記事にマークしてコメントを付けたのがこれ。

Awesome Highlighterは、単純な仕事に集中して、それを実にうまくやってのけている。ライバルの中には、マークしてコメントを付けるという簡単でわかりやすいもの以上のことをユーザーに求めるような、手順の複雑すぎるものもある。Diigo(以前の記事はこちら)は、ソーシャルブックマーキングサイトにマーカーとコメントの機能が付いているが、もっとずっとソーシャル寄りだ。Diigoでは、サイトをブックマークして、友人と共有すると、友人たち全員がそのページにマーカーを塗ったりコメントを付けたりできる。

私がテストしたマーカー/コメントサイトの中には、使ってみて非常に複雑かつ非常に遅かったものがあった。具体的にはDiigo、Stickis、Google Networkの3つ。Stickisを試した後ではAwesome Highlighterが新鮮な空気のように感じた。マーカーを塗ることは、歴史的にみてもこの世で最も簡単なことだ。文字の書かれた紙があって、黄色いマーカーがあれば、重要な部分をなぞって目立たせる、それだけ。Awesome Highlighterはこの発想の単純さを受け継いで作られているように思える。最近スタンフォード大学のAcademic Technology Specialistプログラムで、Awesome HighlighterとDiigo、Google Notebookをレビユーした結果がここにある。

Awesome Highlighterを使うと、ユーザーがマーカーを塗ったものがRSSフィードになり、それをグループ協業アプリや学校環境でマッシュアップして使うことができる(自分でやるかわりに賢い子に従う)。現在さらに有効な使い方を求めてソーシャル機能の追加を検討中だ。

ほかにも目立たないが同じくらい、あるいはもっと重要かもしれない使い方がいくつかある。ユーザーに、重要な情報にマーカーを塗るツールを渡したら、何がでてくるか。表示やクリック数だけではない、人が本当に興味があると思ったことについてのデータが手に入るのだ。これは、企業が従来は入手不可能だった情報を武器にできる可能性を持つものだ。同社の共同ファウンダーの3人は、この技術を古参のメディア発信地(新聞、雑誌)にライセンスして、読者が記事を共有するようにしむけ、そのメディアのウェブサイトで読者が何を面白いと思ったかのレポートを提供できるようにする計画だ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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