RocketOn、ウェブにバーチャルワールドを被せる
by Mark Hendrickson on 2008年6月26日

今年の2月われわれは、サウスサンフランシスコのスタートアップRocketonが、ウェブ全体に広がるバーチャルワールドを公開するつもりだということを示唆した。当時この会社は埋め込み用ウィジェット戦略で行くつもりのように思えた。しかしこれは、バーチャルワールドをウェブページに集約するのではなく、バーチャルワールドをウェブの上に被せ、人間がネットサーフィンするのと同じように、アバターが動き回れるようにするというものだった。

WeblinPMOGと比べることができるだろう。Weblinはブラウザーの下端に小さなアバターを置いて、これを使ってページを訪れた他のユーザーとチャットする。PMOGは ネットサーフィンを地雷を置いたり戦利品を略奪するゲームに見立てる。

RocketOnはゲーム業界の古参、Eric HayashiとSteve Hoffmanの2人が設立した。よって、ここのアバター同志がゲームをするのは不思議ではない(バーチャルワールドサイトClub Penguinと同じように)。しかし、他の多くのバーチャルワールドと同じく、Rocktonでも友人や見知らぬ人たちとチャットしたり、アバターをおかしな格好に着飾ったりする。基本サービスは無料だが、本物のお金や何かの作業で(あるいはRocketOnで過ごすだけで)稼いだポイントを使って、特別のバーチャルグッズを買うことができる。

どうやってウェブの上にバーチャルワールドを被せるのだろうか。RocketOnは2つの方法でこれを実現した。第1がブラウザーのプラグインを使う方法、第2にFlashによるブラウザーエミュレーターだ。初めて来た人は、Flashアプリをロードして、RocketOnが重ね合わせられたウェブを使ってブラウズすることによって、バーチャルワールドを試してみられる。本気で使おうというユーザーはプラグインをダウンロードしてインストールすれば、通常の世界と同じようにウェブを行き来できるようになる。

RocketOnは、バーチャルグッズの販売による売上の他に、ウェブ上のブランドとスポンサー契約を結ぶ計画だ。たとえば、殺虫剤会社Black Flagのサイトに行ったとする。Black FlagがRocketOnのスポンサーになれば、専用の対話オブジェクト(ゴキブリモーテル等)を作って、アバターを自社ブランドのゲームに誘い込むことができる(スプレーを使ってできるだけ多くのゴキブリを退治する等)。Gapであれば、ウェブサイト上にバーチャル洋品店を作って、アバターがそこで服を買ってネット上を着て歩くことができる。

RocketOnは、まだあと数週間はプライベートベータが続くが、読者500人分の招待状をもらったので、ここでアカウントを作れる(残数のある限り)。

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(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090513blerp-aims-to-turn-the-web-into-one-big-forum/ Blerpの狙いはウェブ全体を巨大フォーラム化すること

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