先週経営トップ陣(Sue Decker社長以外?)を闇に残し、ヤフーCEOジェリー・ヤンが文字通り行方をくらました。土曜(米国時間)お伝えしたように、誰も行き先に心当たりがなく、会社上層部の辞任は膨大な数に達し、リストラの影も不気味に忍び寄っている。残留組社員は不安におののいた。
週末が深まるにつれ、もうこれは何が起こっても不思議でない、という空気に。ヤン辞任で新CEOに交代すると言う人も一人や二人ではなかった。合併、再編、資産売却など、あらゆることを予測する説も出た(全部ヤフー上層部から聞いた話。不安がV字谷の底を打ったのは土曜で、恐怖が手のつけようがないところまで蔓延した。
そこにヤンが現れた。実権を維持し、新アクティビスト株主と闘い、現状温存の意欲も新たに(ヤフーに近い筋の人たちの話)。 具体的に何が起こって戻る気になったのか、詳しく知る人は誰もいないように見えたが、ヤンは腰を据え、ヤフーの独立経営を最低でも部分的には維持できるよう戦いを続けている、とみんな言っている。
今日株主に宛てた書簡では、ヤンがまだ同社の実権を掌握している点、取締役会の信任を維持している点を暗喩ではないかたちで述べた。また、取締役への信任も厚い。: 「現取締役陣営には、みなさんの利益を代表し、株主バリューを最大限にする知識・経験・義務感を抱えている人たちです」
マイクロソフトの交渉再燃
マイクロソフトのヤフー攻略には2つの方法がある。―まず1つ目。これは表向き「一切交渉は行っていない」と否定してヤフー株下落を維持すること。これがあるので広報は、電話対応で直球の質問に遠回しに答えるんで大忙しだ。当座ヤフーとマイクロソフトの社内の代表団は両社の結婚を切望している。正式にはそうは認められていないが、われわれには交渉は生きているもなにも生きていると言い続けている。
ジョージ・オーウェルの小説にある全体主義社会みたいだが、みんなマイクロソフトとヤフーが話し合ってるのは知ってるのに、正式には話し合ってないことになっているので、本来ならわれわれも報道自粛しなきゃならないのだ。今こう書いてる間にも、話し合いは続いているのである。
では、話し合っていないことは何なのか? これはもしかしたら全面買収かもしれない。マイクロソフトが合併交渉決裂後、テーブルに載せた例の醜悪な検索事業買収話かもしれない。 交渉に近い筋の一人は「年内全面買収の確率は60%」と判定してくれた。
グーグル提携の方はどうなるのか? これがよくよく調べてみると、ヤフーが一度も実施しなくてもお咎め無しなのだ。 グーグルは契約を打ち切ることもできるが、それでもヤフーには何のマイナスも生まれない。ただし、もし仮にヤフーが会社を誰かに売却したら、$250M(2億5000万ドル)というべらぼうな罰金をグーグルに払わなくてはならない取り決めだ。
ところが面白いのが以下のディテール:「マイクロソフトはヤフー株最大35%まではグーグルへの$250Mの罰金支払い義務を発動することなく買うことができる」 分析の全容は前回のエントリでどうぞ。
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(翻訳:satomi)




