われわれが紹介するスタートアップのサービスの多くは「ベータ」と銘打っているものの、実態は完成したサービスである場合が多い。機能はすべて作動し(多少のバグはあるかもしれない)、ユーザーも数千人単位で存在する。しかしここで紹介する新しいスタートアップ、ComboはSNSによるコミュニケーションのハブを提供するサービスだが、そういった名前だけのベータではない。
Comboはまだ本当の意味でのベータ版で、実際かなりの改善を要する。しょっちゅうサービスを止めてアップデートを行っているし、作動しないリンクも多い。インタフェースのデザインはひどいものだ。しかしプライベート・ベータなのでまだ判断を下すのには早すぎる。読者が自分で試してみたければ、先着500人がここから登録できる。
Comboの現在の欠陥が腹立たしいのは、このサービス自体はかなり可能性がありそうだからだ。ComboはFacebook、MySpace、Flickr、Diggを始め、30もの人気サービスをモニタし、最新のアップデートを収集する。ユーザー自身のこれらのサイトでの活動は“ComboStream”の一部として記録される一方、ユーザーの友達の活動は“Watchbox”に収集されて表示される。
またこのサイトには強力な携帯版がある。これはウェブ版の機能がすべてサポートされており、iPhoneで作動する。将来はさらに多くの携帯プラットフォームのサポートを計画している。私はiPhoneで試してみたが、使い方は簡単だった。FacebookとTwitterでステータスのアップデートを送った。少なくともComboはこれらのサービスをアップデートしていると言っていた―しかし実際にはアップデートは送られなかった。
共同ファウンダーのAaron Raskinによると、Comboは単なるSNSの活動ストリーミング・サービスではないという。むしろ重点はコミュニケーションと発信のツールとなることにある。その機能の中心となるのが汎用のアドレスブックで、これは(電話帳も含めて)SNSなど、あらゆる連絡相手のデータが収集され、ユーザーがいちいちそのSNSにログインしなくてもそれらの相手と情報共有ができることを目指している。
Comboのアイディアは優秀だ。しかし現在の実装は欠陥だらけだ。さらにユーザーインタフェースを抜本的にリニューアルする必要がある。今のような使いにくいUIではユーザーはComboを使うより慣れ親しんだ元のSNSにログインする方を選ぶだろう。またComboにはFriendFeedという手強い競争相手が存在する。FriendFeedは今週、iPhone版をリリースする予定だ。
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(翻訳:Namekawa, U)






