RadioheadがGoogleと組んで音楽ビデオを提供
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by Calley Nye on 2008年7月15日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

GoogleRadioheadと提携して、彼らのアルバムIn Rainbowsの中の”House of Cards”の音楽ビデオの販促に手を貸す。

このビデオの制作にはカメラも照明もまったく使われていない。すべてがデータという、きわめて異色のビデオだ。どんなデータかというと、3DのCGをリアルタイムで記録したもの。ただしCGといっても、動いている実物を、レーザーを使った構造化光源3Dスキャナでスキャンしたものだ。この対話性のあるビデオ作品をGoogleはcode.google.comでホスティングしており、ビデオとそのアプリケーションのためのiGoogleガジェットを提供している。

ビデオの作者は音楽ビデオ専門のJames Frost監督、技術面はAaron Koblinが担当した。Koblinは、有名なflight pattern visualizationなど、いわゆる視覚化(ヴィジュアライゼーション)の仕事をこれまでにもいくつかこなしている。

3Dの画像を作り出すために彼らが使ったのは、演奏者のアップ用にはGeometric Informaticsの構造化光源スキャナ、ロング用にはVelodyne LIDARのスキャナだ。LIDARのスキャナは64基のレーザーを使って環境をスキャンし、大量の(x,y,z)座標群を作り出す。そしてそれをCGとして描画したものを3Dのソフトが読み込む。

Radioheadは、アルバムIn Rainbowsを無料でオンライン提供して注目された。この行為が音楽産業の未来音楽の売り方買い方をめぐる多くの議論や憶測を生んだ。

オープンソースミュージシャンを自称しているRadioheadは、デベロッパたちが自分のビデオ作品にリミックスできるように、このビデオのデータを公開している。データとビューワはGoogle Codeプロジェクトのページからダウンロードできる。

このページには、ビデオをブラウザの上で対話的に見るためのビューワもある。プレーヤーにはFlashを使っているので、マウスのホィールを使ってズームでき、クリック&ドラッグで場所移動もできる。ページにはさらに、YouTube videoYouTube group(ユーザがリミックスしたビデオ用)、そしてbehind-the-scenes videoへのリンクもある。

Googleがこのプロジェクトに関心を持ったのは、ロングショットや広大な環境の画面で使われているLIDARの技術が、Google Maps Street Viewプロジェクトで使っているシステムに似ているからかもしれない。しかし似ているとはいっても、アプリケーションの対象は、こっちは地図、あっちはバンド演奏だから、相当かけ離れているね。

なお、Aniboomがコンテストをやっていて、Radioheadの音楽とアニメを組み合わせた音楽ビデオ作品を募集している。

[原文へ}

(翻訳:Iwatani)

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