
ソフトウェアのインストール不要で動画チャット機能を提供する印象的なスタートアップであるTokBoxは本日(米国時間7/14)、ウェブサービスを利用して簡単にセットアップできる新たなAIRアプリケーションの提供を開始した。AdobeのAIRを利用しているので、Windows、Mac、およびLinuxのいずれでも利用することができる。
アプリケーションのインタフェースは単純で、Skypeを利用したことのある人ならとまどいなく利用することができるはずだ。このアプリケーションから動画チャット発信、インスタントメッセージ、および動画メールといったTokBoxの標準的機能を利用することができる。インタフェースが簡易化しただけではなく、相手がチャットしてきた際の通知機能や、相手にチャット可能かどうかを伝えるオンライン状態設定機能を備えており、より便利に使えるようにもなっている。従来のTokBoxとも連携することができ、クライアントをインストールしていない人とでもチャットを行うことができる。
尚これはTokBoxを頻繁に利用している人に訴求する狙いを持つものだろう。しかし少々違和感を感じないでもない。TokBoxは、SkypeやAIM、MSNなどのチャットネットワークなどの競合他社を利用する場合と異なり、クライアントのインストールが不要である点に独自性があった。デスクトップクライアントをリリースしたということは、TokBoxは既存の巨大ネットワークに戦いを挑むことを意味し、またTokBoxがブラウザを利用するお手軽なビデオチャットの実現のみに満足していないことを明らかとするものだ。TokBoxはまだまだやるつもりらしい。
リリースされたアプリケーションは簡単にセットアップでき、またどの環境でも利用できる互換性を持つ。これによって、最近リリースされたFacebook Chatとの統合環境を実現するFirefox用アドオンやMeeboとの統合環境の提供等、TokBoxの急速な拡大戦略を後押しすることになるだろう。
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)




