またまたブラウザベースのバーチャルワールドが誕生 − Electric Sheep CompanyがWebFlockを発表
by Erick Schonfeld on 2008年7月18日

Sibley VerbeckがSecond Lifeを通り過ぎて新たな挑戦を始めた。 Electric Sheep CompanyのCEOを務める同氏は、「CBS」「Showtime」「Intel」などの大手ブランド向けのSecond Life用の仮想の「島(アイランド)」の製作で多くの収益を得てきた。そして今彼は、そんなWeb上の バーチャルワールド( 仮想世界 )を通常のブラウザに導入しようとしている。本日彼は、Flashをベースにした3次元バーチャルワールド「WebFlock」のサービスをソフトウエアホスティングサービスとして提供する事を発表した。

WebFlockの世界は、 独自のソフトウエアのダウンロードの必要なSecond Lifeのようなバーチャルワールドを必要とせずに、バーチャルワールドに存在感を示したい大手ブランド向けの自社ブランド専用のバーチャル環境だ。現在迄に、今年だけでも$345M(3億4500万ドル) がバーチャルワールド系のスタートアップに投資されているが、そういったベンチャー企業がバーチャルワールドをブラウザに導入しようとしているトレンドが見て取れる。例えば最近公開されたスタートアップの「Vivaty」は完全なブラウザベースだ、また Google もも独自のブラウザベースのバーチャル環境「Lively」のテスト中だ

しかし、これらのバーチャルワールドはどれもFlashベースでは無い。上記のバーチャルワールドは、ActiveXを利用しているためWindowsのマシンでのみ稼働する。WebFlockのバーチャルワールドは、Flashをサポートする全てのブラウザで利用可能だ(事実上ほぼ全てのブラウザで利用可能)。同ワールドは「3Dアバター」「チャット」「バーチャルマネー」「ゲーム」及び「YouTubeなどからのビデオや画像の埋め込み」などの機能に対応している。

VerbeckはWebFlockのサービスを、同氏がSecond Life向けの「島(アイランド)」を制作した大手ブランドなどと同じ種類の顧客向けにホスティングサービスとして提供している。例えばこのサービスの顧客第一号は、既にSecond Lifeでも有数の規模の「島(製作: Electric Sheep)」を所有するShowtimeの「The L-Word」だ。同じ様なバーチャル環境を通常のブラウザ向けに作る事で、Showtimeはより多くの観客をバーチャルワールドに呼び込めると考えている。

Verbeckは、Electric Sheepが他のバーチャルワールド環境向けに使っていた「Aspen」と呼ばれる技術を使用しており、今回それをブラウザベース用のバーチャルワールドに使用している。同氏はこれらの3Dワールドが、 個別の存在として異なったWebサイトに埋め込まれると予想している。そういった個別の世界を繋ぐ事が出来たらなお面白い事になるだろう。

WebFlockは価格的にそれほど安いサービスでは無い。「3D空間」「アバター」「基本機能」が含まれる「基本実装」のみでも12ヶ月で「$10万ドル以下」となっている。同氏は、完全にSecond Life関連の事業を放棄したわけでは無いが、今回の彼の新しい事業への重視は、Web世界から完全に独立した(あるいは、限定的接続された)バーチャルワールドの兆候を彼が認識してると示している。

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(翻訳:E.Kato)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090123beta-invites-for-ridemakerz-virtual-world/ 男の子向け自動車づくりのバーチャルワールド、Ridemakerz

    [...] 車好きの6歳から12歳くらいの男の子を知っていたら、このサイトを試してみるとよい。現在ベータテスト中のRidemakerzはバーチャル・ワールド経由で自分で車のオモチャを作れるサービスだ。TechCrunch読者向け招待はこちら。実際にサイトを製作したのはバーチャルワールドの老舗、Electric Sheep Co.で、自社で開発したWebflockプラットフォームをベースにしたブラウザ・ベースの男の子向けバーチャルワールドを作り上げている。12月にRidemakerzについて書いたときに、私は次のように説明した。このバーチャルワールドは、SNSとビデオゲーム、複雑なモデリング・システムを組み合わせている。少年たちは、現実の店で部品を選ぶのと同様、バーチャルワールドで部品を選んで車を自分の好みにデザインすることができる。…どんな部品を選ぶかで車の走りが変ってくる。逆に、現実の店で車のオモチャを買った場合には、精算時に発行され、車体に貼られるRidezID番号(RIN)を入力するとバーチャルワールドにまったく同じ仕様の車が現れる。子供たちは現実とバーチャルワールドでまったく同じ車で遊ぶことができる。バーチャルワールド内では、車そのものが子供たちのアバターになる。自分の車を乗り回すだけでなく、同時にオンラインになっている他の子供たちの車を見物することができる。(犯罪防止のため)テキスト・チャット機能はないが、それぞれの車には“Zmotes”という「かっこよさ」のボーナスが付与される。Zmotesはスマイル・マークから始って、爆発や稲妻の効果などまで用意されている。バーチャルワールドの道路沿いにはクレーン・ゲームができるジャンクヤードや時間管理の勉強にもなるピットストップ・クルーのゲームなどもある。たくさんの読者が興味を示し、実際にサイトを訪れてチェックしていたようだ。しかし覚えておいていただきたいが、これはあくまで子供向けのサイトだ。(ベータ版の利用は12歳以下の子供と共同で利用できる皆さんだけに限って欲しい)。バーチャルワールド内で動き回るには矢印キーを押すだけでよい。CrunchBase InformationRidemakerzInformation provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/20090123beta-invites-for-ridemakerz-virtual-world/’; AddClipsTitle = ‘男の子向け自動車づくりのバーチャルワールド、Ridemakerz’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 次の投稿へ 前の投稿へ トラックバック [...]