超シンプルな$200ウェブタブレットが欲しい。プロジェクト参加者募集中
by Michael Arrington on 2008年7月22日

もう待ち続けるのには疲れてしまった。欲しいのはウェブの閲覧ができる、極めてシンプルで格安のタッチスクリーンタブレットだ。2,500ドルもするDell latitude XTのようなすごい機能は必要ない。Macbook Airくらいに薄いタッチスクリーンで、Linuxカーネル上でFirefoxと、できればSkypeが動作すれば文句ない。今日のところそんなマシンはなく、また聞き及ぶ限り作る予定もないようだ。しょうがないので設計を始めよう。いくつか作ってみて、仕様をオープンソースにすれば誰でも開発することができる。

まず、基本的なアイデア。とにかくできるだけ薄くして、ハードウェア性能も可能な限り低くする。ボタンは電源ボタンのみで、ヘッドフォンジャック、動画撮影ができるカメラ、ローエンドのスピーカーとマイクを内蔵する。Wifi対応にしてUSBポートもひとつはあった方が良いだろう。バッテリーを内蔵してRAMは500MB、記憶メディアには4GBのSSDを使う。データ入力は基本的にiPhone風のタッチスクリーンキーボードから行う。このマシンはLinux上のFirefoxで動作する。これらを完全にオープンソースのハードウェア上に実装する。SkypeとVoIPおよび動画通話を搭載するのもなかなかだろう。

FirefoxとSkypeを走らせるだけなら、大したハードウェア資源も必要なく、コストも下がるに違いない。

Linux上のFirefoxで動作するというのは、電源投入とともに種々のインタフェースをすべてスキップしてFirefoxをKioskモードで動作させるということ。これによりブラウザをOS代わりに使うことができる。Googleドキュメントや電子メールとの同期用にはGearsを搭載する。そしてコミュニケーションツールとしてSkypeを搭載すればデスクトップPCと代わらない利便性を保ち、それでいて他のラップトップやタブレットPCなどよりも安くかつ携帯性に優れたものができあがる。

またいくつかのサービスをブックマークしておいて、それらを大きなボタンで表示するホームページも用意しておく。ニュースやIMのためのMeebo/Ebuddy、オフィスユースのためのGoogle Docs/Zoho、電子メール、ソーシャルネットワーク、写真サイト、YouTube等、毎日使うものを掲載しておくわけだ。

以上のような仕様を満たしたマシンなら二、三百ドルで作ることができると言うサプライチェーンマネジメント企業と交渉中だ。LinuxおよびFirefoxの改造はこちらで行い(詳しくは下記)、ハードウェアのスペックを決定する。ここまでの作業を行えば1ヵ月以内にいくつかのプロトタイプを作成できるそうだ。

マシンの名前についても考えてみよう。個人的にはFirefox Tabletというのが良いかと思うが、これを採用するにはMozillaとの交渉が必要になる。

実働プラン

まず仕様確定のために少人数からなるチームを結成する。最初に行うのはマーケティングのための資料作成で、このマシンで何ができるのかを定義する。最初のドラフトは既にできていて、まもなく公開予定だ。ここまでの準備ができればハードウェアのスペックを定め、LinuxおよびFirefoxのコードをカスタマイズする要員を探す。基本デザイン完了時点でサプライチェーンマネジメント企業と価格調整に入る(目標額は200ドル)。できればここでいくつかプロトタイプが欲しい。この計画に深く寄与する人が最初のプロトタイプマシンを手にすることになる。すべてうまくいくなら、デザインやソフトウェアをオープンソースとして、誰でも作りたい人が作れるようにする。

目標はマシンを非常にシンプルで、そしてとても安くすることだ。これは非常に面白い試みになるだろうし、ウェブを閲覧したり、友人と話をする際に実際に使える製品となるだろう。

プロジェクトのコーディネートをTechCrunchIT上で行っている。プロジェクトへの参加希望者はそこにコメントを残して欲しい。こちらからすぐに連絡させて頂く。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

  • http://webarchives.entry-point.net/?p=331 ねっとdeよんだ » 現在なら使えるよね>超シンプルな$200ウェブタブレット

    [...] TechCrunch Japanese アーカイブ » 超シンプルな$200ウェブタブレットが欲しい。… [...]

  • zukunashi

    今流行のASUSやMSIのNETnotebookより使いやすそうですね。メールの入力などが画面からとなれば、昔のpalmpilotみたいな文字認識が出来れば・・・。ソフトキーボードでももちろん問題ないです。

    一番の問題はものづくりが得意だった筈の日本にこういうセンスが無いから、アメリカで企画されて日本にはその後入ってくるというジレンマかも。もし日本でも買えるなら真っ先に買うし、アメリカからの並行輸入などが必要なら努力します(笑)

  • http://loser2.sob.fcc.ad.jp/pligg/story.php?id=462 pligg.com

    超シンプルな$200ウェブタブレットが欲しい。プロジェクト参加者募集中…

    会議に資料なんかを社内webサーバにあげておいて、
    これで閲覧すると面白そうです。…

  • haimiz

    メールまでは求めないっていうのはどうでしょう?Googleの検索キーワードが入力できればいい。
    私の母のようにやっと携帯電話の使い方を覚えた、というような人間が直感的に使えるようなインタフェースであれば、PCをガツガツ使うユーザにも「欲しい」と思える商品になるような気がします。
    (お風呂、トイレ・・・わざわざノートPC持ち込むほどでもないけど、ちょっと暇つぶししたいというタイミングに)
    あとは、話が大きくなりますが新幹線や飛行機の座席にこんなのが埋め込んであって自由に使えるようになればいいのに、と思います。
    ダメかなー

  • http://d.hatena.ne.jp/yune_kotomi/20080722/1216717906 青空を探す、旅の記録。

    [雑記][モバイル]表示さえ出来れば、後は。…

    TechCrunch Japanese アーカイブ 超シンプルな$200ウェブタブレットが欲しい。プロジェクト参加者募集中 これは夢が広がる企画。Mなんとかとか言う不吉な名前が頭をよぎらなくもないですが…

  • http://chie.ebb.jp/ubung/techcrunch-japanese-%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%83%96-%c2%bb-%e8%b6%85%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ab%e3%81%aa200%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e3%82%bf%e3%83%96 次なるもの » Blog Archive » TechCrunch Japanese アーカイブ » 超シンプルな$200ウェブタブレットが欲しい。プロジェクト参加者募集中

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080722kluster-launches-private-survey-manager/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Kluster、個人で使えるオンライン調査管理のサービス開始

    [...] 各Klusterではユーザーがグループ相手に質問を投げることができる(例えば「TechCrunchの新型タブレットにはどんな機能盛り込むべき?」といった具合に)。 その上で、参加してきたメンバーは管理パネルからカテゴリ別に分類する。―この僕の例だと投票者は“デザイナー”、“エンジニア”、“一般消費者”に分けることもできそう。 あとは情報が集まり次第、調査管理者がサイトについている“klusterEQ”なる機能を駆使して各参加者のレスにどれだけのウェイトを配分すべきか決めていく(僕らのケースだと例えばデザイナーの出したスタイル評価はエンジニアのより高く設定したりもできる)。 [...]

  • woophin

    小児科ボランティアをしているんですが、現場で使える気がします。もしかしたら、利用時はネットにつながっていない状態で使える方法を模索しないと行けない気もしますが…

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080818where-are-we-in-the-hype-cycle/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 自分の技術分野は今ハイプ曲線のどの辺り?

    [...] ところで気になるのは、自分の担当する技術が今ハイプ曲線のどの辺りにいるのか、だ。 「インフレ気味の期待値のピーク(peak of inflated expectations)」に向かって依然推移しているのはクラウドコンピューティング、マイクロブロギング、3-D印刷など。 「谷間に向かっている(troughing)」のはパブリックバーチャルワールド、RFID(ICタグ)、Web 2.0、Wiki。 「slope of enlightenment(啓蒙の上り坂)」に差し掛かっているのがタブレットPC(よしよし)、位置認識アプリケーションとある(iPhoneよ、ありがとう)。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080901no-joke-google-introduces-its-own-browser-with-a-cartoon/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Googleはどうやら本気だ。独自のChromeブラウザをマンガ付きで発表

    [...] とりあえず、少なくともこのブラウザは私たちのタブレットPCにぴったりに見える。 CrunchBase Information Google Mozilla Information provided by CrunchBase [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/techcrunch%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%82%b8%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%81%ae%e3%82%bf%e3%83%96%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%88pc%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%88%e3%82%bf%e3%82%a4% TechCrunchオリジナルのタブレットPCのプロトタイプB、ついに完成

    [...] TechCrunchオリジナルの低価格タッチスクリーンPCについて、その後の進捗状況をお知らせする。昨年7月、私は最小限の機能を備え、起動と同時にブラウザが立ち上がるタッチスクリーン・ベースの低価格コンピュータの製造を提案する記事を書いた。これがその最初の記事だ。このタブレットPCをわれわれは部内でCrunchPadと読んでいる。私が考えたアイディアというのは、できるだけ安く(当初は200ドルと考えたが、どうも現実的には299ドルあたりに落ち着きそうだ)新しいタイプのデバイスを広くユーザーの手に届けるというものだ。テレビを見ながら楽に膝の上に置いて、関連情報をWikipediaやIMDBで調べられるようなサイズでなければならない。また、HuluやJoostでテレビ番組や映画を見るために、Flash動画がスムーズに再生できる必要がある。その他、MySpaceMusicで音楽が聴けること、両親とビデオチャットができるよう、TokBoxが利用できること、 もちろんメールのチェックができること。スペックとしてはそんなところだ。このデバイスで主に使われる人気サービスはFacebook、MySpace、YouTube、Hulu、Wikipedia、Google Docs、Gmailなどになるだろう。このデバイスはリソースを無用に大食いする機能はスキップし、純粋にアプリケーションを作動させる機能だけに集中する。つまりブラウザさえ動けばよい。ハードウェアは可能な限りローエンドの製品を利用しつつ、インターネットのブラウジングはデスクトップ・マシンなみに快適に実行できなければいけない。われわれは作動はするものの、たいへん簡単なプロトタイプ Aを8月に完成させた。なかなかブートさせるのが大変だったが、ひとたびブートすれば、最底辺のハードウェアのみを利用しているにもかかわらず、タッチスクリーンもちゃんと作動するウェブ利用のためのタブレットPCとして機能した。ウェブ・サーフィンのテストをしてみた結果、私はこのPCのちゃんと機能するバージョンがどうしても欲しくなった。8月から非常に多くのことが起きた。まず、われわれはチームリーダ-を得た。Louis Monierだ。Louisは以前、AltaVistaのファウンダー兼CTOで(彼は最初のインターネット検索エンジンの開発者として知られている)、eBay(アドバンスト・テクノロジー・グループの責任者)、Google、Cuilなどにも在籍していた。Louisは昨年秋にCuilを離れたが、それ以後、余暇のプロジェクトとして、外部チームを率いてタブレットPCのプロトタイムづくりを手伝ってくれている。Louisはすっかりこのプロジェクトが気に入っている。彼のような人物の協力を得られたのはわれわれにとって実に幸運だった。そしてついに、われわれはCrunchPadのプロトタイプBを完成したので、ここで皆さんにご紹介したい。私は写真と実際に作動しているところのビデオを下に掲載した。CrunchPad プロトタイプBこのデバイスは12インチで横:縦比率が4:3のタッチスクリーンを備えている。(私の考えではこれがウェブ向けにいちばん快適なサイズだ)。CPUはViaNanoで、われわれのテストでは、ほぼIntel Atomと同水準のパフォーマンスだった。メインメモリは1 GBのRAM(われわれの目的には十分すぎるほどの容量)、4GBのflashドライブにOSとブラウザとキャッシュを置く。解像度は1024×768で、ほとんどウェブサイトがスクロールせず全画面で見られる。このデバイスにはwifi、加速度計(縦に置けばより広くウェブページを見ることができる)、カメラ、4セルのバッテリーが備わる。コーデックのライセンス料、筐体の製造価格の見積もりなど諸費用も考慮した原価総額は200ドル強になった。プロトタイプBの原価は実はもっと安かったのだが、スクリーンが少々安物過ぎたので、われわれはもっと高品質(で高価格)の液晶モニタを使うことにした。DynaceptのDavid Yarnell、Greg Lalierがデザイン、製造した筐体は12.5インチ″ x 9.7インチ″ x 1.3″インチ。設計製造の初期段階であることを考慮して、発熱その他の問題を考慮して安全度を見込み、筐体の厚みは最終的に必要な厚みの2倍としてある。このデバイスの重量は3ポンド。これだけ重くなったのは、外部電源なしでどれくらい駆動できるかテストするために予備バッテリーを登載したせいもある。それでも例の10″ eeePCより2オンス軽い。次にソフトだが、現在われわれはフルバージョンのUbuntu LinuxとカスタムメイドのWebkitベースのブラウザをインストールしている。開発にいちばん手間がかかったのは各種ドライバとビデオでご覧になれるが、バーチャル・キーボードだった。ソフトの開発はシンガポールに本拠を置くFusion Garage。同社は現在もLouisと協力しながら各種機能やUIの改良のために働いている。さらに写真。動作の様子(ビデオ)。 さて、これから?われわれは「できるかぎり安く、使いやすいウェブサーフィン用タブレットPCの作動するプロトタイプ」を作るという目標をいちおう達成した。ハードウェアはほぼ固まったし、ソフトウェア開発も成功した。しかもここまでたどり着くために、われわれはほんの少しか金を使っていない。われわれのところにはこのデバイスをすぐにも手に入れたいという読者から何千というコメントやメールが寄せられた。このプロトタイプを作り上げるにあたってはTechCrunchコミュニティーの絶大な協力があった。またViaは全力でこのプロジェクトを支援してくれた。またこのプロジェクトは投資家からの関心もさまざまに呼び起こしている。さて、ここでわれわれは重大な岐路に立つことになった。このプロジェクトをこのまま実際の製品の生産にまで進めるべきか否か? 実際の製造はプロトタイプの開発とは比較にならないほど大きなプロジェクトになる。そうなればブログとは別にLouisを責任者とする新会社を立ち上げねばならないだろう。われわれはまだ決定を下していない。[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/techcrunch%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%82%b8%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%81%ae%e3%82%bf%e3%83%96%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%88pc%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%88%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%97b%e3%80%81%e3%81%a4/’; AddClipsTitle = ‘TechCrunchオリジナルのタブレットPCのプロトタイプB、ついに完成’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 前の投稿へ トラックバック [...]

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