Facebookの広告はゼロになるんだろうか。LookeryがCPM単価を7.5セントに引き下げ
by Erick Schonfeld on 2008年7月23日

lookery-logo.pngソーシャルネットワーク上の広告では誰も儲けを獲得することができないようだ。Googleでさえ(MySpace上で多くの広告資産を展開している)厳しい時期を過ごしている。いったいソーシャルネットワーク広告に価値はないのだろうか。Facebook他のソーシャルアプリケーションで展開を行う広告ネットワークのLookeryは、同社のプロモーションをリニューアルし、登録開発者に対して1000ページインプレッションにつき15セントを支払いを提示することとした。1ページに広告を2つ掲載している場合、1000回の広告インプレッション(CPM)あたり7.5セントとなる。Lookeryは1月の時点で広告インプレッション単価12.5セントを提示していた。つまりLookeryは広告レートを半分ほどに削ったことになる。

Social Mediaなど、他のソーシャルアプリケーションの広告ネットワークを見てみると、対象を絞り込むことでCPM広告レートを50セント程度に設定している。Lookeryを利用するにあたってはさほど制限があるわけではない。したがってFacebookアプリケーションの多くがどの程度の利益を計算できるのかをより正しく反映するのではないだろうか(広告掲載資源の85%がFacebook関連のものだ)。

収益を得る方法を他に持たないアプリケーション開発者に対するギャランティーのプロモーションは、Lookeryに於いてうまく機能している。1月に最初のギャランティーを発表した際には、月間1億4千万のインプレッションだった。現在では月間30億になっている(Social Mediaは20億)。

Lookeryは支払う額のすべてがペイすることを望んではいる。しかしどうしても、というわけではないようだ。CEOのScott Raferによれば広告ネットワークは総収益金の面でもぎりぎりのところだとのこと。しかしRaferの考えでは「データサービスビジネスへのブートストラップとして使える」ということのようだ。このため、Lookeryのネットワークで扱う広告掲載媒体のすべてについて年齢および性別情報を取得し始めている。たとえばFacebookアプリケーションのFriendzii(友達はいないけれど出会いを求める人を対象とするアプリケーションのようだ)は35歳~44歳の年齢層にもっとも人気がある。

Lookeryがマーケティング担当者に広告を売ることができなくなっても、データが売れれば良いということなのだろう。

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(翻訳:Maeda, H)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080810facebooks-redundant-ad-rating-system/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Facebookの無駄な広告評価システム

    [...] しかし、概してソーシャルネットワーク上の広告の成績が悪いため、Facebookは、この決して広告をクリックしない90%以上のユーザーからも何らかのフィードバックを得ようとしているのだろう。実質的にFacebookは、バンザイ状態で消費者に対してはっきりとこう聞いていることになる ― 私たちの広告はどうしてこんなにダメなのでしょうか? [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080825can-you-guess-which-facebook-app-is-making-a-million-dollars-a-month-i-can/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 毎月100万ドル稼ぐFacebookアプリは何かな?…分かったぞ!

    [...] Facebookはお金儲けをしにくい場所として有名だ。このSNSの人気は大きいが、広告の到達千回単価(CPM)は微小な額だ。Facebookの広告ネットワークであるSocial Mediaは約50セントというややましなCPMだが、ここですら、1年前に立ち上げてから今日までにすべてのアプリケーションデベロッパたちに支払った総額が$8M(800万ドル)とちょっとにすぎない。しかしそれでも、AllFacebookは次のように主張する: 上位に位置するFacebookアプリケーションのデベロッパなら誰もが知っている秘密がある:あるデベロッパは、月に$1M(100万ドル)を稼いでいる。では、そのデベロッパは具体的に誰なのか? うむ、それに関しては多くの人が口を閉ざすが、あちこちつついてみた結果、容疑者を絞り込むことができた。ただし、名前はここに公開しない。結局のところ、その個人が誰であるかはどうでもいいことだから。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081107adknowledge-on-acquisition-spree-buys-lookerys-ad-serving-business/ Adknowledgeの散財続く―Lookeryの広告事業部を買収

    [...] オンライン広告のAdknowledgeは今週Adonomicsを買収したばかりだが、Lookeryの広告事業部を買収したことを 発表した。買収された事業は、Adknowledgeの子会社のCubics(これも2007年12月に買収したもの)に統合される。買収の詳しい条件などは明らかにされていない。Lookerの公式発表から。われわれLookeryでは、従来から広告事業部門の買手を探しておりました。買収相手としては、現在Lookeryが提供しているのと同等のサービス・レベルを維持しつつ、現在と同等かそれ以上の広告収入を上げられることが条件でした。この文章の調子や、買収の詳細な条件が公表されていないことなどから考えると、取引の規模はさほど大きくなかっただろうと想像される。Lookeryは、主にエンジェル投資家から、$3.15M(3150万ドル)の資金調達に成功している。われわれは共同ファウンダーでCEOのScott Rafernからもらったメールでさらに詳しい事情を知ることができた。前回われわれがLookeryについて書いたのは、アプリケーション・デベロッパーに支払われる広告料金の最低保証額が、CPM〔掲載1000回〕あたり7.5セントに引き下げられたという記事だった。今年の初頭、最低保証額は12.5セント/CPM.だった。ソーシャルネットワークでの商売もラクじゃない。CubicsとLookeryは、今回の買収はLookeryの広告ネットワークを利用しているアプリケーション・デベロッパーに何ら変更をもたらすものではないとしている。Lookeryの「保証CPM」プログラムは参加者全員に対して継続される。Lookeryは最初、Facebookの広告ネットワークとしてスタートした。その後、現在のように、さまざまなウェブの訪問者を対象に、匿名化された人口動態的情報を収集するサービスが分化した。Lookeryはこのユーザー情報を、広告ネットワークに対し、効果的なターゲット戦略の立案を助けるため販売している。Adknowledge/Cubicsは最大のソーシャル広告ネットワークを標榜しており、今回のLookeryの広告事業買収で、各種のSNSに対し月平均100億回広告を表示することができるようになったとしている。Lookingがウェブサイトで主張している月間表示回数、30億を信ずるなら、今回の買収でCubicの広告掲載数は1/3ほど増加したことになる。CrunchBase InformationAdknowledgeInformation provided by CrunchBaseCrunchBase InformationLookeryInformation provided by CrunchBaseCrunchBase InformationCubicsInformation provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/20081107adknowledge-on-acquisition-spree-buys-lookerys-ad-serving-business/’; AddClipsTitle = ‘Adknowledgeの散財続く―Lookeryの広告事業部を買収’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 前の投稿へ トラックバック [...]