Microsoft CEOスティーブ・バルマーが大鉈を振るった。鉈が落ちた先はKevin Johnsonの首だ。
Johnsonはマイクロソフトに1992年から勤続したプラットフォーム&サービス部門プレジデント(間もなく前職に)。発表当時から問題孕みのVista事業をリードする不運なポジションにいたほか、Microsoftのオンライン事業を動かす立場からグーグルが昼ごはんを平らげるのをじっと眺めていた。そんな気の毒な氏にも慰労賞が出た。:$12B(120億ドル)のネットワークハードウェア製造メーカーJuniper NetworksのCEOの椅子である。
ではMicrosoftの次なる一手はなんなのか? WindowsとWindows Liveは今後バルマー直属のプロダクトとなり、検索、広告、MSNとLive.comサービス大半を含むオンラインの仕事は全て新エグゼキュティブが率いる。グーグルキラーの事業を総括する人物については社の内外で探すと、バルマーは話している。
Johnsonのことはさておき、マイクロソフトが自社オンライン事業に誰か配置するなら、こんな良いタイミングはない。 JohnsonはWindowsという打ち出の小槌にも自分の時間を割かなくてはならなかったので、こういう結果になるのは最初から予想の範疇だった。半分腰掛けのエグゼキュティブに、ブランド名もろくにないプロダクト(Live? MSN? Microsoft?)の運営を任せていたんでは、Googleには勝てない。
現実問題MeshやSilverlightがどんなに素晴らしくても、次のガイ(あるいはギャル)を投入したところでグーグルに急に追いつけるなんてことは起こらない。が、バルマーとしては対グーグル戦は長期では終わったが短期では終わってない、といくらでも時間をかけて主張する気のようだ。「今後数年で検索部門で当社はグーグルに迫るだろう。まず有機的イノベーションと戦略的買収を通してR&D共同出資金を高めていき、次に主要領域でグーグルを技術で打ち負かし…」
マイクロソフトはWindowsとOfficeで得る利益を、まだまだインターネットのスタートアップに注ぎ込む気みたいだ。同社が検索と広告でこの先も競争を続けるのは疑問の余地もないが、問題は彼らに勝ち目があるかどうか。
マイクロソフトは1年(10年?)に渡る長い戦いに直面していると認めたが、検索と、ネットワーク効果で生まれる広告の富がもたらしたグーグルの圧倒的リードは簡単には切り崩せない。その事実にも向き合わないとダメだと思う。こうしたクライアントソフトの利益にしたところで、特にグーグルが無料版Officeプロダクトでその利益に食い込んでいるのだから、永久には続かない。
マイクロソフトが最初になすべきことは、ヤフー買収である。- 全買収だ。これで彼らもグーグルの検索市場におけるシェアの半分は確保できるだろう。少なくとも競争のゲームには残れる。
マイクロソフトがすべきあと一つのことは、インターネット事業を総称するブランドネームを選ぶこと。で、一度選んだらコロコロ変えないことである。Microsoft。MSN。Live。なんでもいいから。とにかくひとつ、“オンラインサービス”よりはキャッチーな名前をなんかつけないと。
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(翻訳:satomi)




