
MicrosoftのSVP、Satya Nadellaの発表によれば、同社のLive SearchをFacebookに組み入れる契約が拡大されたのだという。今の時点で詳細はほとんど明らかになっていないが、同社は今年末までにFacebook経由で広告を出すことにしている(従来の検索結果とスポンサーの検索結果の両方)。Microsoftは以前、海外市場での広告権と引き換えに、$15B(150億ドル)という非常に高いバリュエーションでFacebookに$240M(2億4000万ドル)を出資している。
このニュースは、GoogleとMySpaceが2006年にサインした検索契約に匹敵するものだ。そのときGoogleは、最低$900 M(9億ドル)の収入分配合意で、News Corpが所有するソーシャルネットワークのMySpaceに検索と広告を提供する権利を勝ち取ったのだった。当時、MicrosoftもMySpaceの検索権を強く要求していたが、Googleは性急に契約を取りまとめることで、なんとかその戦いに勝利を収めた。
GoogleはMySpaceとの検索契約から収入を得るのに苦労した。しかし、業績不振をソーシャルネットワーク一般をお金にする難しさのせいにしている。おそらくMicrosoftはFacebookで同様の問題にぶつかるだろう。とはいえ、少なくとも短期的には、ユーザーをLive Searchに呼び込むことへの関心は収入を生み出すことへの関心と同じほどしかないかもしれない。遡ること2006年には、単にGoogleを打ち負かし広告分野で弾みをつけるために、MicrosoftがFacebookとの最初の広告契約締結で損失を出したのではないか、とMichaelは推測していた。Microsoftはここでも同じようなアプローチをとっているのかもしれない。
Microsoftは、数年来GoogleとYahooにかなり差をつけられてしまっているLive Searchの拡大に躍起だ。今年5月、同社はLive Search Cashbackプログラムでサイトを利用したユーザーに対して実際に金銭を支払う、という見るからに絶望的な行動に出た。その結果、検索利用は15%増加し、そのイニシアチブの成功が証明された。とはいうものの、Live Searchが占めるのは検索クエリ全体のわずか9%に過ぎず(GoogleとYahooはそれぞれ21%と62%)、まだGoogleとYahooにかなり遅れをとっている。
[原文へ]
(翻訳:Megumi H.)




