Moondo: カジュアルゲームとMMOを融合
by Jason Kincaid on 2008年7月28日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

多人数マルチプレーヤオンラインゲーム(MMO)の最大の魅力のひとつは、いろんなアイテムや能力を入手できることだ。そのときだけで終わってしまう単純なFlashゲームなどと違って、MMOでは次々とアイテムを手に入れ、能力のはしごを一歩一歩上り、最後には最強のプレーヤーになることを期待できる。ただし、たとえばWorld of Warcraftでは最後にリート(leet)の身分を獲得するまでに数百時間もゲームをしなければならないなど、時間の消費量が膨大なので、やってらんないという人も少なくない。

今日スタートしたMoondoは、MMOの良い部分と、Webの至る所にあるカジュアル・ゲームを合体させようとしている。Moondoの世界には、小さなマルチプレーヤーゲームが複数あって、その3Dグラフィクスは既存のMMOに負けていない。それぞれのミニゲームは15分か20分で終わる。しかしゲームにはレベルがあるので、お望みなら何時間もかけてレベルアップに励むこともできる。

Moondoがそのほかのミニ・マルチプレーヤーゲームと違うのは、再利用性のあるアイテムと“レベル”の概念を導入したことだ。たとえばシューティングゲームで入手したヘルメットを、あとでレーシングゲームで使うことができる。プレーをずっと続けるとアイテムや能力の数が増えるが、ゲームのシステムはプレーヤーの現在のレベル(アイテム数、能力数など)に合ったゲーム展開や新たなアイテム〜能力の取得目標を提供する。立ち上げ時点では二つのゲーム(一人称シューティングゲームとレーシングゲーム)しかないが、数は急速に増えるはず。Moondoによれば、新しいゲームを2か月に1本ずつ導入するという。

Moondoの最大の課題は、能力アップやレベルのアップの意味づけだ。World of Warcraftなどでは、強力な魔法使いや騎士になればほかのプレーヤーたちにもそれが分かる。しかしその方式をそのまま小規模なミニゲームに持ち込むと、重すぎて、あまり楽しくないだろう。

現在Moondoは、Windows上のスタンドアロンのクライアントプログラムだけだが、同社は10月にはブラウザからプレイできるようにしたいと言っている(プラットホームを選ばなくなる)。このゲームサイトはFuntactixの製品で、同社はBenchmarkとJVPの資金による企業である。この1年半は、Moondoを動かすためのプラットホームの開発に専念してきた。カジュアルなゲームに持続性を持たせようとしているもうひとつの企業がCasualCafeだ。こちらは、この記事で紹介している。



[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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