多くの人はブログを書くのに収入を期待してはいない。但しAOL(Time Warnerグループ)のような、数十億円規模のコングロマリットの依頼によってブログを書いているような場合、多少の見返りは期待するものではないだろうか。最近AOLはベルトを締め直していて、その影響は依頼記事を執筆していたブロガーに及んでいる。多くは記事数を抑えるように命じられ、あるいは執筆をやめるように求められている人もいる。あるいは見返りなしで記事の投稿を依頼されている人もいる。そして8月の報酬復活を期待して、無料で執筆を継続している人もいる。あるAOLのブロガーが先週話をしてくれた。
. . . 2つの大きなサイトがなくなってしまった。でも残りは、以前のように世界中のライターによるのではなく米国内のライターのみになってしまったけれど、1日5記事のペースで継続している。そこで執筆される記事は無報酬で、スタッフの名前で公開される。コラムニストを含めてほとんどの人が無報酬で記事を書くことに合意した。AOL側の予算規模を縮小しながらも、8月1日には支払いを再開するという話に望みを繋いでいるんだ。
話の通り、ブロガーの一部は無報酬であり、かつスタッフアカウントで記事を公開しているようだ。例えばThe Unofficial Apple Weblog (TUAW)では、この記事(左にスクリーンショットも貼っておいた)のように、2つの署名があるものもある。リンク付きの署名はTUAW BLOGGERとなっているが、文末には実際のブロガー名が記載されている。AOLの支払いシステムでは、署名部分にリンク付きで名前が掲載されるブロガーにのみ支払いが行われることになっているのだろう。
多くの人が無料で記事を執筆している中、このようなサービス残業風の仕事が違法であるというのは難しいだろう。しかし道義的な境界線を越えてしまったとは言える。仕事が継続するかもしれない可能性をちらつかせて、ブロガー達を隷属させるような仕事をすべきではないのだ。
Update: この件について、AOLの所有するWeblogs Inc.(ここがTUAWを運営している)のプログラミングマネジャーであるVictor Agreda, Jr.氏と話をすることができた。氏によればWeblogsの記事執筆者は全員支払いを受けることになるとのこと。上に記事を掲載したErica Sadunは、個人的な理由でTUAW Bloggerの名前を使っているとのことだ。この執筆者名で投稿する人も、通常の固定給を受け取るとのこと。
Agreda氏は、Weblogsブランド以外にAOLが所有するブログにおける支払い状況はわからないと述べた。
(スクリーンキャプチャはJason Calacanis氏にご提供頂いた)。
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(翻訳:Maeda, H)




