SearchCloud:検索単語の重要性で検索適合率を向上へ
by Jason Kincaid on 2008年7月29日

7月14日に始動した検索エンンジン「SearchCloud」は、新たな試みを検索エンジンのリファインメントとして行っている。同サイトはこと試みでYahooやGoogleなどの検索エンジンの代替サイトになる事を目標としている。単純に複数の単語を入力して検索するのでは無く、ユーザーは単語の中でどの単語が最も重要かをランク付けする事が出来るのだ。検索単語は”検索雲 (search cloud)”の中に入力され、単語の重要性はそれぞれの単語のフォントの大きさによって表現されている。

例えば「TechCrunch」と「Apple」と入力した場合、「TechCrunch」をより重要な単語とすれば(上手くいけば)TechCrunchのサイト内のAppleの記事にたどり着く事が出来る。さらに記事を精査したい場合には、「iPhone」や「app store」を重要度の低い単語として入力することにより、上記の単語が含まれて無い記事を手動で排除する事無く、単語の含まれている記事を検索結果の上位に持って来る事が可能だ。

大変素晴らしいコンセプトなのだが、SearchCloudの実行力はお粗末な限りだ。上で例として示した単語で検索をかけてみても、検索結果の最初のページには1つとしてTechCrunchの記事が無いのだ。さらに、検索の途中でそれぞれの単語の重要性を変える事は出来ないのだ−単語の重要性を変えるには、新しく検索をやり直さなければならない。

SearchCloudはYahooの検索結果に依存しているのだが、同社が新型のBOSSプラトフォーム (こちらの場合は検索結果を再編成する事が可能) を使っているのか通常の
API (こちらの場合は不可能) を使っているのかがはっきりとしない−使い勝手の良い検索エンジンなのか、宣伝だけの単なる新しいインターフェイスなのかを区別する重要な違いだ。BOSSはかつては不可能だったYahooの検索エンジンに対する多くの操作を開発者達が行う事を可能にしている。さらに将来的には、現在の検索エンジンの進化を助ける多くの検索エンジンを生み出す事にもなるだろう(とはいえ、多くの挑戦は失敗するだろうが)。

SearchCloudは単語の重要性別の検索という素晴らしいアイデアを持っている−仮にこのシステムを効果的にBOSSに組み込むことが出来、有効な検索結果を得られる様になれば、あるいは・・・。とは言え今のところは、実用性に欠ける素晴らしいアイデアのレベルだ。


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(翻訳:E.Kato)