あの便利な“テザリング”がiPhoneに一瞬登場、興奮のうちに消える
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by Jason Kincaid on 2008年8月1日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Macrumorsの記事によると、アップルのApp StoreがiPhone(3G、EDGE両タイプ)互換のテザリング専用アプリを今朝ほんの一瞬、売ってしまったようだ。

価格10ドルのこのアプリは「NetShare」という名前。Nullriverソフトウェアが開発した。iPhoneオーナーの多くにとってはまさに天の恵みとなるはずだったが、8PM EST発売開始後、極一部のラッキーな人々を狂喜乱舞に導いたかと思うと、ものの20分程度であっけなく削除となった。

電話のテザリング(tethering、“連結”の意)で何ができるのか? というと、自分が使ってる携帯電話会社の情報ネットワークでサービスが受けられる場所ならどこででもラップトップからインターネットに接続が可能になるのだ。

これは高速(要は3G)データ接続を備えた携帯電話の多くで、割と一般的に見られる機能だが、iPhoneでは全く使えなかった。3Gは普通Wi-Fi接続ポイントの大方より遅いので、出先からネット接続を確保できることで大きなプラスとなる人も多い。そのため通信キャリアの中には、これを可能にするのに月額30ドル課金しているところも多いぐらいだ。

ジェイルブレイク(ハック)したiPhoneを使ってる人なら、前々から複雑な手順を踏みさえすれば、自分の携帯にテザリング機能を実装できたが、このようなテザリングは実は(米国内iPhoneキャリアの)AT&Tのサービス規約で禁じられている。そこにNetShareがリリースされたもんだから、みんなてっきり(ほんのちょっとの間ではあるが)AT&Tが本件で心変わりしたものとばかり思っていた。

今このアプリをダウンロードしようとすると、(少なくとも米国内では)本国ではもう取り扱っていない、と言ってくる。つまり何が起こったのか? アプリはアップルの承認プロセスの網の目をかいくぐって発売されたのかもしれない。でも報道では、承認審査プロセスでは何週間(何ヶ月)という長い期間待たされるという話もあるし、単なる手違いで売り出されるなんて、ちょっと考えにくい。でも何度も言うようだが、アップルは日々殺到する膨大な新アプリの山に対処しているわけで、その勢いに圧倒されるあまり、審査がいい加減になっているのも事実だ。

さらに別の可能性としては、問題のアプリが数ヶ国という一部の選ばれた国々に限定されるはずだったのに、たまたま何かの手違いで米国ストアに売り出されてしまったことも考えられる。最後に、AT&Tが気持ちを入れ替えることはあっても、データプランに料金を上乗せできる別枠課金のチャンスをみすみす見逃すなんてこと絶対有り得ないんじゃないかな。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

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