15歳の企業家、「Teens In Tech」をローンチ
by Jason Kincaid on 2008年8月5日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

10代で会社を興す企業家の話は昔からシリコンバレーにはある話で、2006年には弱冠17歳のKristopher TateがZooomr創業したし、Jessica Mahも17歳になる頃には一端の連続起業家と自称していい状態だった。が、それでも仕事まで母親に車で送ってもらうスタートアップのファウンダーは非常に珍しい。

August Capitalで先週開かれたイベントで、僕は15歳のDaniel Brusilovskyと初めて知り合った。このワカモノがハイテク分野の成功に寄せる情熱とやる気について紹介する動画もウェブで偶然何本か見たけど、いやはや、相変わらずこの坊やの頭の良さには舌を巻くばかりだ。とにかくなんでも知ってる風に見えるのだ。しかも彼のTwitterアカウントをちょっと見るだけでも、その辺をせっせと足で回ってることが分かる。最近はTwitter、Apple、TechCrunch牧場―これすべて運転免許も持たずに回ってるのである。

今日(米国時間8/4)、そのDanielが最初のスタートアップをローンチする。サイトは「Teens In Tech」という、安全な環境で新しいメディアコンテンツを製作・共有したいティーンが集うコミュニティだ。 ローンチと言っても今日のところは参加数がとても少ないプライベートアルファ版で、年末までにはパブリックベータに対象を拡大する予定という。

Brusilovskyが言うには、ティーンが自分のコンテンツを投稿できるサイトは数あれど、右も左も分からないユーザーが簡単に始められるようには作られていない、という。そこでこれを解消すべく「Teens In Tech」ではサインアップを簡単な3ステップのプロセスにした。これさえ済んだら、ユーザーには自分専用のサブドメイン、WordPressブログ、100MBのストレージが与えられる(最後の容量はユーザーのニーズに応じて簡単に変えることもできる)。また、「Teens in Tech」フォーラムへのアクセスも与えられるので新メディアについて知らないことや心の中のことは何でもそこに行って尋ねることができる。

技術的観点から言うと、「Teens In Tech」は今後ますます競争が激しくなる分野で戦いを強いられそうだ。 サイトで使っているのはDreamhostという格安サービス。大企業が自社のストレージプロバイダとしては絶対近寄らないサービスだ。それに正直言って、「Teens in Tech」の背後にはそれほど新しいコードはない感じがする。 ―バックエンドは大半が標準のWordPressのマルチユーザーのインストールで、Wordpress.comの商用サイトで走ってるようなものに近い。 Brusilovskyは、自分のチームで少し変えたし、フロントページにはダイナミックなメンバーの更新情報が表示されると話している。が、大体の部分は経験を積んだデベロッパーが数人がかりでやれば1週間かそれ以下で模倣できるような代物だ。

とはいえ、「Teens In Tech」はトゥイーン(tweens=ティーン未満のキッズ)や既存の大量のブログサービスに満足できないティーンというニッチなコミュにアピールする可能性もありそうだ。 Brusilovskyの応援者リストには錚々たる面々が名を連ねており、諮問委員会にはロバート・スコーブル、Loic Le Meurも入っている。 それにサイトはまだ開発の比較的初期段階だ。今後リソースが十分与えられ、なんとか成功に辿り着けたとしてもあのDanielなら不思議には思わないかな。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

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