手の込んだFacebookワームウィルス伝染中
by Michael Arrington on 2008年8月8日

これまでFacebookのマルウェア[*]攻撃といえば フィッシングサイトでユーザーの認証情報を盗み、スパムや別のフィッシング行為を伝染させるものだった。しかし、今度のワームはFacebookを通じてばらまかれ、ユーザーのパソコンにトロイの木馬ウィルスをインストールする。
[*:悪意のあるソフトウェア。ウィルス、スパイウェア、アドウェア等を含めた総称]

ワームの伝染のしかたはこうだ。侵入されたユーザーアカウントを使って「あなたは隠しカメラで撮られましたよ、ヒヒヒ」というようなタイトルと不明なURLのメッセージを送る。リンクされたウェブサイトはYouTube風のページで、ビデオプレーヤーと共に、ブラウザーの標準メッセージのようにみえるFlashの更新インストールを薦めるメッセージが表示される。ボタンをクリックすると「codecsetup.exe」というファイルがマルウェアのインストールを開始する。われわれは、ソフトをインストールするところまではやらなかったが、推測するに、ワームがゾンビのようにパソコンに宿り、キーロガー[*2]などのおかしなものをインストールするに違いない。
[*2:キー入力を盗み出す悪質ソフト]

このワームのたちの悪いところは、侵入された送信元ユーザーのプロフィール写真を取り出して、リンク先のウェブサイトに貼り付けることだ。こうすることによって、次の被害者から益々本物らしく見えてしまう。Facebookユーザーは、ことセキュリティ問題に関してはうぶなことで知られており、必ず一定の割合のユーザーがこの手のソーシャルハックに陥ってしまう。Facebookにできることといえば、メッセージ中の着地用ウェブサイトをフィルターすることくらいしかない。

以下に画面イメージを貼っておく。


[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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