Andoroid上での標準プレイヤーを狙うiPhoneに似たTuneWiki(動画あり)
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by Jason Kincaid on 2008年8月8日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

イスラエルのスタートアップ企業であるTuneWikiが大きく成長を遂げつつある。

同社はiPhoneが世に出回り始めてすぐに、ライブラリ内の曲のすべてに対してカラオケ風に歌詞を正確に同期して表示するアプリケーションをリリースした。当時はApp Storeもなく、TuneWikiを利用できるのはジェイルブレイク(改造の一種)したiPhoneだけだった。しかしそれにも関わらず、発表して以来120万件ものダウンロード数に達した。これはAppleの公式アプリケーションで人気の高いものに匹敵する数だ。同社はBenchmark Capitalのイスラエルファンドから調達ラウンドにて資金を調達した。

改造iPhone向けにカラオケ風音楽プログラムを開発してから約一年、まもなく登場するGoogleのAndoroidプラットフォーム上での標準メディアプレイヤーの座を十分に狙い得るアプリケーションを開発した。

Andoroid版TuneWikiは、まずiPhoneの標準メディアプレイヤーとの類似点が多いように見える(黒を基調としたカラーだけの話ではない)。曲は地味ではあるけれどナビゲートしやすいリスト形式でソートされ、演奏中には標準的なプレイバックボタンと一緒に曲が含まれるアルバムの画像が表示される。プレイヤーはTuneWikiの大規模歌詞データベースと連動しており、カラオケ風に歌詞が表示される(歌詞は利用者が編集も行えるデータベースから取得する)。プレイヤーはYouTubeにも対応しており、ライブラリに入っていない曲を検索すると自動的にYouTubeモードに切り替わる。YouTubeの曲を演奏する際も歌詞は曲に同期して表示される。

TuneWikiでもっとも面白いのはロケーションサービスとの連携機能だろう。TuneWikiはオプションでサーバに演奏中の曲の情報を知らせることができる。これによって世界中のどの地域でどのような音楽が流行っているのかというインタラクティブな地図を制作することができるわけだ。大ブレイクするアーティストが最初に流行り始める大学キャンパスで、この機能は大ウケとなるかもしれない。またドバイでKelly Clarksonを聴いている人を見つけるというのも楽しいかもしれない(下に貼ったビデオを見て欲しい)。

iPhoneが成功したのは、iTunes経由で利用者のメディアライブラリとシームレスに同期することができたのも大きな理由のひとつだ。TuneWikiもこのことを認識し、同期作業にかかる手間を可能な限り減らそうとしている。TuneWikiはiTunes、Windows Media Player、およびSongbird向けのプラグインを出し、またブルートゥースないしWi-fi経由でのワイヤレス同期機能も持たせるに違いない。

これらの機能のいくつかは、ジェイルブレイクしたiPhone向けアプリケーションでは既に実装されているものもある。しかしTuneWikiはAndoroid版に注力しており、それは理にかなったことだろう。同社はGoogleのAndroid Developer Challengeでファイナリストとなった50社のひとつ。そして開発中はGoogleその他の企業から広範なサポートを得ることができた。

Androidはオープンプラットフォームであり、利用者(あるいは少なくとも機器の製造者)が電話機で使いたいと思う好きなメディアプレイヤーをインストールすることができる。利用者に選択の自由があるわけだが、しかしひとつかふたつのメディアプレイヤーが標準のプラットフォームとなるだろう。TuneWikiの狙いはすくなくともそのひとつとなることで、iPhone上で実装されている機能の先を行き、また使い勝手をシンプルなものに保とうと努力している。

TechCrunchで撮影した、Andoroidエミュレーター上でアプリケーションを動作させている動画を貼っておく。



原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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