TheFundedは、スタートアップのファウンダーらが、自分の出会ったVC(ベンチャーキャピタリスト)について匿名レポートを書くサイトだ。同サイトに対してミシガン州のEDF Venturesという小さなVC会社が証拠の提出を要求した。
このVCは、以下の記事を2007年10月12日にTheFundedにアップした匿名ユーザーを追いかけているらしい。
「何件かの取引でここの連中と仕事をしたが、よほど困っていない限り避けた方がいい。この会社で唯一すなおで正直だったBeaus Laskeyが辞めてしまった。」
TheFundedのファウンダー、Adeo Ressiの対応はこうだ。
TheFundedがメンバーと約束している匿名性は、トッププログラマーと顧問弁護士によって確認されているものだ。EDF Venturesが「Avoid[やめておけ]」というタイトルの記事に関わる記録の公開要求を進めるのであれば、TheFundedは、「John Doe[名無しさん]」の匿名性が法廷で証明されることになると確信している。
TheFundedの構想段階で、起業家の考えに対して一部の投資家が法的行為に出る可能性があることは理解していた。そのような検閲を避けるために、TheFundedは注意深くデザインされており、資金調達に関する意見を共有する人たちの匿名性を保護するために、十分な対策を取ってきた。TheFundedでは、メンバーアカウントのIPアドレス、メールアドレス等のいかなる個人情報も、当社のデータベースやファイルシステムに保管していない。
自らの体験を共有してくれるCEOがひとりいれば、それをためらうCEOが9人いる。出資者による悪行の最悪の部分は未だ語られていないが、TheFundedは、今回のメンバー匿名性の試練をきっかけにして、堰が切られることを願っている。
創立メンバー、Adeo Ressi
TheFundedが人格性の欠陥を曝露したり、条件概要書を公開することに対して悪感情を抱くVCは山ほどいる。今年には、誰かがThe UnFundedというパロディーサイトを立ち上げて、VCが自分のところにやってきた「ダメな」ファウンダーを評価できるようにしたこともあった(後に閉鎖)。しかし、法的行為を、それもこんな些細な「違反」に対して行うのは行き過ぎだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)




