Wuala、ソーシャルグリッドストレージの公開ベータを明日開始
by Mike Butcher on 2008年8月14日

これは何かの記録になるはずだ。スタートアップの公開ベータが予定どおりの日に開始されようとしている。スイス発のスタートアップで、P2Pのソーシャルグリッドストレージを作っているWualaが、明日(米国時間8/14) www.wua.laで公開ベータを開始する。ユーザーはサイトに行ってボタンをクリックするだけでサービスを始められる(Javaアプリ)。それだけでOK。ファイルをドラッグ&ドロップしてバックアップしたり、写真やビデオの共有、ファイルを公開することなども可能だ。

先月、われわれが記事[英文]に書いた同社の詳しい情報は以下のとおり。

Wualaを支えるコアテクノロジーは、ETH Zurich(スイス国立工科大学)で行われた研究に基づくものだ。ファイルは暗号化された小さな断片に分けられ、ユーザーの「Wuala Grid」に分散される。さらにWualaのサーバーにもミラーリングされる。よって、他のユーザーがオンラインでないときでも自分のファイルにアクセスできる。ユーザーは最初にストレージを1GB無料で与えられるが、もっと欲しければ、自分のハードディスクを他のユーザーに供出してストレージを拡張することができる。ユーザーはストレージのトレードをしなくてもよい。例えば100GBを100ユーロで購入することがてきる。ユーザーのパソコン上ではファイルがすべて暗号化されており、どのフォルダーを誰がアクセスできるかはユーザーが決める。Wualaを含めて他人は誰もファイルを見ることができない。ユーザーのパソコンに置かれる他人のファイルの断片は実行不可だ。ウェブストレージとは異なり、Wualaにはオンラインでもオフラインでもファイルをドラッグ&ドロップできる。

WualaはXdriveやBox.netなどとストレージ分野で競合することになるが、著しい違いがいくつかある。ファイルは暗号化された小さな断片になってユーザーの「Wuala Grid」全体に分散されて保存され、Wualaサーバーにミラーリングされる。ウェブストレージと異なり、オフラインでもWualaにファイルをドラッグ&ドロップできる。TechCrunch UKが昨年10月にWualaに関する最初の記事を書いた。また先月同サイトがちら見せプレビューを一般公開した。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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