昨日(米国時間8/14)、CBSはプレスリリースを発表し、1月前のLast.fmのデザイン・リニューアル以後、6月に比べて7月にはユニーク訪問者が20%増え、滞留時間が36%増えたと成功ぶりをアピールした。ローンチ当日、いくつかバグが見つかったものの、リニューアルはうまくいったようだ。しかしなぜCBSはLast.fmのことになるとこうも夢中で自慢したがるのか?
2007年5月に$280(2億8千万ドル)でLast.fmを買収して以来、CBSはこの買物の正当性を証明しなければならないというプレッシャーにさらされてきた。買収の時点では、Last.fmはソーシャル音楽ネットワークのimeemやインターネット音楽ラジオのPandoraとつばぜり合いの競争を演じていた。今日ではimeemはLast.fmに対して圧倒的に優勢だ。(上のGoogle Trendsのウェブサイトのトラフィックのグラフ参照)。そしてPandoraも依然、自らの地位を守っている。
CBSがcomScoreの統計を引き合いに出しているので、まずそれから見ていこう。2007年6月に、CBSの買収以後最初の月だが、Last.fmにはアメリカで250万のユニーク訪問者があった。ところが1年後の2008年6月は240万だった。つまりその間まったく成長していない。7月、リニューアル後には290万になっている。しかし同じ1年間でimeemとPandoraはアメリカのユニーク訪問者をそれぞれ700万と480と倍増させている。しかもこの数字には、imeemのウィジェットの利用者は含まれていない。imeemによると、全世界ではウィジェットを通じた利用者の数はサイトの訪問者の約4倍に当るという。
また利用者の滞留時間をみると、imeemが他の2つのサイトを断然リードしている。7月の訪問者の滞留時間のトータルは2億9500万分で、Pandoraの5600万分、Last.fmの2千万分を大きく上回っている。
もちろんimeemとの直接の比較は公平ではない。imeemは音楽をメインにするものの、それだけではなく、ビデオや写真の共有を含めた機能豊富なSNSだ。(imeemは広告ベースの無料音楽ストリーミングという新しい波をリードしており、現在、Last.fmより幅広い音楽のカタログを提供している)。 しかしLast.fmは直接のライバルであるPandoraと比較してもうまくやっているとはいいがたい。
さて、CBSのLast.fmは大失敗だったのか? それともリニューアルで息を吹き返すのだろうか?
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(翻訳:Namekawa, U)





