米連邦通信委員会(FCC)が米国の重要な無線周波数帯の行方を審議する中、グーグルはこの周波数帯を今のWiFiのように免許なし利用に開放するよう、世論獲得に励んでいる。
問題の周波数帯はアナログテレビ放送用シグナルにある“ホワイトスペース”と呼ばれるもので、TV放送局が全面デジタル移行後は不要となる。このホワイトスペースは、1社が所有しない、より広い範囲の無線技術「WiFi 2.0」の基礎固めに活用できる。
その前にグーグルとWiFi 2.0提唱中の各社はこの周波数が免許なし利用に開放となった場合、干渉の問題が回避できることを実証する必要がある。FCCも影響判断のため実地テストを運用している(まだ決定的結論には達していない)。 この提案に最も強く反対しているのは、コンサートやフットボールの試合などライブイベント用に無線マイクを作っている各社だ。
グーグルとしても、この政策論争には負けられない。反対側はこの提案を、既存の免許ワイヤレス端末(誰も気にしないような端末だ)に干渉するだけでなく、フットボール試合の審判の判断にも干渉するものだと位置づけている。つまり言葉を換えると、アメリカそのものの邪魔になる、と言っているのだ。
そんなものは何もないグーグルは同じぐらいアメリカンなもの=YouTubeで反撃に出て、この運動「Free The Airwaves」を支持する人は証言をビデオに撮ってYouTubeにアップロードするよう、世界中のギークに直接訴えている。
運動の成果が、どれほど有効かは分からないが、免許なしで使える周波数の範囲を新設するメリットは、結構ある。WiFiの成功を見よ。WiFiにもWiFiなりの干渉の問題があったけど、今や毎日の暮らしには欠かせない基本技術となっている。 WiFiはイーサーネット専用ケーブルから先の領域にまでインターネット利用の範囲を広げた。 WiFi 2.0ではさらにそれを、オフィス・自宅の先の領域にまで拡大できる。 良いアイディアだし、大局では害より公益の方が大きいだろう。
それにこれは実言うと片方を取れば片方が取れないという二者択一でもなくて、免許なしの利用はスタジアムその他のエリアでブロックできるので、ワイヤレスの審判用マイクとWiFi2.0はどちらも実現可能なのだ。
以下の動画でグーグル製品マネジャーMinnie Ingersollが争点を解説している。:
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(翻訳:satomi)




