山ほどの派手なグラフィックと、プロがデザインしたテンプレートを使ってもなお、どの発表者も取り組まなければならない課題がある。一般にパワーポイントのプレゼンテーションは退屈であるということ。
注目度を上げるために、特に多数の聴衆がいる場合によく行われる方法のひとつに、アンケートサービスを使って聴衆の参加意識を高めるというのがある。残念なことに、通常この種のシステムは専用のデバイスとソフトウェアを使用するため、不便なうえに必要以上に費用がかかる。
Poll EverywhereはY Combinator発の昨年秋に開業した会社で、携帯電話で投票することによって、発表者にとっての障壁を取り除こうというサービスだ。専用のデバイスを使う代わりに、ユーザーは決められた電話番号にSMSメッセージを送るだけでよい。結果データはダイナミックPowerPointスライドに表示されるので、結果が変わる様子をリアルタイムで見ることができる。
本日(米国時間8/18)同サイトが、オーストラリアおよびヨーロッパ、アジア諸国をはじめとする多数の海外市場でベータ版をサポートすることを発表した。Poll Everywhereはまた、米国内で自社専用のショートコード[SMS用の短縮番号]を公開することも発表した(従来は他社のショートコードを使っていた)。このカスタムキーワードを利用するためには、ユーザーが有料サービスプランに入る必要があり、無料バージョンではランダムに割り当てられたキーワードしか使えない。

同社のファウンダーらによると、Poll Everywhereは当初昨年9月に開業したものの、プロジェクトに真剣に取り組み始めたのはY Combinatorの資金を確保してからだという(その後全員が仕事や学校を辞めた)。また、この分野、特に学術系では、には既に実績のあるライバルが数多くいるが、Poll Everywhereはシンプルで比較的低コストであることによって、有力な選択肢になるだろ(すでに利益を上げている)。
ユーザーが専用のSMSアンケートを作れるサービスは、MozesとTagga(先月われわれが紹介した)をはじめ、いくつか存在している。Poll EverywhereはダイナミックPowerPointスライドを作る技術を採用している点で差別化しているが、他社がこの機能を取り込むことは、理屈の上ではそれほど難しくないはずだ。
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(翻訳:Nob Takahashi)





