スタートアップの世界では、サーバのスパイクやダウンタイムが日常的にある。これまでも、数えきれないほど多くのスタートアップが、立ち上げ時の急激な負荷増大の餌食になった。それは、ときどきフラストレーションをもたらすだけで、失敗や無能のしるしとは見なされない。
しかし、世界的な大企業がさんざん前宣伝をしたサービスを立ち上げる場合は、異常事態に前もって備えておくのが当たり前だろう。
今日(米国時間8月21日)Microsoftは、Photosynthをスタートした。ふつうの写真を縫い合わせて、擬似的な3Dの世界を作るサイトだ。Microsoftがこの製品を最初に紹介したのは2006年だが、その後何度もデモをやっている。Microsoftが今日それを一般公開したことによって、2年の待ちぼうけも終わった。
そして、数百万のユーザが一挙に押し寄せたため、サーバはたちまちダウンした。
そうか、Microsoftのサーバもダウンするのか。それは建前上は、巨大なハイテク企業にあってはならないことだが、実際には前にもあったし、これからもあるに決まっている。しかしMicrosoftは、状況をふつうに説明してふつうに謝るのではなく、まるっきり幸福感あふれるブログ記事を発表した。以下は、その抜粋:
世界中のみなさんが積極的な関心を持たれた結果、発表以来トラフィックは急上昇を続け、私どものもっとも楽観的な期待すら、大きく超えてしまいました。
発表に先立ち私どもは、大量の性能テストを行いました。しかし、それらのテストが前提としたさまざまな能力容量にも増して、みなさまが投じたトラフィックは多く、私どもは今、さらなる能力アップを迫られております。能力アップにはただちに着手しておりますので、早急にサービスを再開できると信じております。
みなさまの、信じられないほどのご反応を、感謝いたします!
スタートアップたちもサーバのエラーに対して、これと似た楽観的な対応をする場合が多かった。ただしそれは、スタートアップだから許される。もしもAppleがiPhoneのサーバの登録機能の停止に対して、圧倒的に大量のアクセスを感謝申し上げますなどと喜びの声明を出したら、いったいどうなるか。Microsoftが、製品の人気を喜んでいるのは分かる。でも、お祝いはプログラムがまともに動いてからにしてほしい。
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(翻訳:hiwa)





