紙の地図は苦痛だ。扱いにくいし、すぐ破れるし、元通りにたたむのも難しい。もちろんノートパソコンやケータイの画面で地図を見ることはできる。でも、地図サイトはほとんどどれも、スクロール、ズーム、切り替え等々が超遅くて、これまた苦痛。では、迷える旅人はどうしたらいいのか?
2001年にサンフランシスコに生まれたUrban Mappingは、次世代の地図を開発したのかもしれない。それは大げさだとしても、なにしろ同社の地図はかっこいいし、たたみやすいから、少なくともぼくは満足。地図が複数のプラスチックの層になっていて、3枚(あるいはそれ以上)の地図を1枚の地図に収めている。見る角度で、見える地図が変わる。子どものころよく見た、クラッカージャックのおまけのおもちゃにそっくりだ。いや、実際にあれと同じ印刷テクニックを改良して使っているのだ。
いま売られているのは、シカゴと(ニューヨークの)マンハッタンの地図の2種類のみ。道路地図、市街地地図、地下鉄路線図の3つが一体化している。定価は20ドル。評判が良ければ今後もっといろんな都市やいろんな目的の地図を出していきたい、と同社は言っている。
実はUrban Mappingはこのような地図を数年前に発売したが、市場に定着できず、会社は倒産した。再スタートした同社は、市街地地図や交通地図などの元となる大量の地図用データを大小さまざまな企業に提供することをメインのビジネスにした。‘大’のほうは、たとえばYahooだ。こうして安定企業になった同社の創業者Ian Whiteは、同社の“変身する地図”を再び売ろうとしているのだ。
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(翻訳:hiwa)

