Acquiaは本日(米国時間8/27)、Drupalの有償サポート版配布をベータ段階として開始した。先着100名の方はこちらから登録してベータ用アカウントを取得でき、100名から漏れた人は次の回で優先的に招待される。
Acquiaの基本的な狙いは、技術サポートやネットワークサービスを提供してDrupalを広めていくことだ。コード名カーボンと名付けられた現行パッケージにはDrupalのコア部分にコミュニティ運営用のセットがいくつか同梱されている。Acquiaは事前テスト、レビュー、コミュニティ運営モデルの比較作業を行って、関連プロダクトの中から信頼性の高いものを提供する。サイト管理者に対して、モジュールのアップデートをネットワーク経由で通知する機能も提供し、これはコード名Spokesと名付けられた。利用している機能や修正されたバグ、セキュリティ関連の更新、異なるモジュール間での互換性ないし依存性などの条件に応じて通知が行われる。
Drupalというのはオープンソースで開発されているCMS(コンテンツ管理システム)で、Drupalコアと呼ばれる部分および2000を超える関連モジュールで構成される。各モジュールはそれぞれ特化した特性や機能毎に、ウェブ上でそれぞれオープンソースプロジェクトとして運営される。このように数多くの関連モジュールがコミュニティによって開発される中、有用性、信頼性、互換性の面、および最新版を見極めることが難しくもなっている。Acquiaは最初の商用版Drupalをリリースし、複雑さを排除して提供しようとしている。言ってみればLinuxコミュニティにおいてRedHatが行ったのと同じようなアプローチを取ろうとしている。
Drupalプラットフォームは2001年にAcquiaのCTOであるDries Buytaertにより開発された。PHPとMySQLをベースとして、インタラクティブなウェブサイトの構築を最小限のプログラミングスキルで可能にすることが当初の目的だった。現在25万人以上が利用しているが、これまでのところオープンソースで行われる各種開発をまとめる商用サービスは存在しなかった。Acquiaはこの空白地帯に目を付けた。最初の商用リリースは9月半ばを予定している。
(本稿執筆はCameron Christoffers)
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(翻訳:Maeda, H)





