EQAL、LonelyGirl15の続編の詳細を発表
by Jason Kincaid on 2008年8月27日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

今月に入って、バイラルなウェブ・マーケティング史上の最高傑作ともいうべき、LonelyGirl15の最後のエピソードが公開された。このシリーズは当初、Miles Beckett、Greg Goodfried、Ramesh Flindersの3人による共同プロジェクトとしてスタートし、LonelyGirl15というハンドル・ネームの16才の少女の生活を記録したという体裁の一連のビデオがYouTubeにアップロードされた。ビデオはLonelyGirl15を実在の人物と思わせるように作られていたため、フィクションだと暴露されたときにはメディアで大騒動が起きた。暴露の後(依然このビデオの人気は続いた)、ファウンダーたちはBebo上で、LonelyGirl15と同じ設定の世界を舞台に、Kate Modernという英国のウェブ番組をスタートさせた。

今年4月にBeckettとGoodfriedはLonelyGirl15、Kate Modernの残りの部分にくわえて将来は他のシリーズも制作するため、EQAL社を創立、$5M(500万ドル)の資金を調達した。今日、EQALは9月20日からスタートする「LG15: The Resistance」という新しい番組について詳細を発表した。

新しいシリーズのプロジェクトの一部として、視聴者がよりいっそう物語の世界に入り込めるよう、ブログとSNSのミックスのようなLG15.comサイトがローンチされる。Equalのファウンダーたちは「このサイトは別にFacebookやMySpaceと張り合うつもりではなく、物語の進行に応じて自由にサイトをカスタマイズできる自由が欲しかったので自分たちでネットワークを作ってしまっただけだ」と述べている。(たとえば、新しいエピソードが公開されるたびに、それにふさわしくサイトのルック&フィールを変えるなど)。

EQALはまた番組の広範囲な配信にも努力している。現在、MySpaceTV、imeem、Veoh、YouTube、Huluにシンジケーションする予定だ。さまざまなサイトで番組を見ることができる一方で、番組では毎回、目立たない形でLG15.comについて言及され、さらに深くこの世界に参加したいユーザーはサイトを訪問するよう勧められる。LG15.comはひんぱんにアップデートされる予定。ただし、このサイトを訪問しないと物語の筋が理解できないということではない。

オンラインの番組やゲームを通じて「もう一つの世界」を作り上げようとする試みは数多く行われてきた。しかし成功したものはほとんどない。ユーザーが疑いを自発的に棚上げして楽しめるほどリアルな世界を作るのは通常たいへん困難だ。熱心なファンも通りすがりの視聴者も共に楽しめて、それぞれに多様な形でコンテンツに接することができるというEQALのアプローチは架空の世界にユーザー引き込む新しい手段となるかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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