フォーマット変換は犯罪ではない, Veohがポルノ訴訟で勝訴
by Michael Arrington on 2008年8月28日

実際に一二度インターネットを訪れてみてから判決前の審理をしてくれる裁判官がやっと現れた。カリフォルニア州北部地区地裁のHoward Lloydは、アダルトエンタテイメント企業IO GroupがVeohに対して2006年に起こした著作権侵犯の訴訟を今日(米国時間8月27日)却下した。当時Veohは、ユーザがアップロードしたポルノを掲載していたが、それらが実はIO Groupのものだった。DMCA通告による素早い取り下げにもかかわらず、IO Groupは訴訟に踏み切った。

訴件の核は結局、VeohがユーザがアップロードしたビデオをFlash形式に変換したことで、同サイトがDMCAのセーフハーバー保護を失うのか失わないのかだ、ということになった。このフォーマット変換は、オンラインのFlashビデオサイトが毎日のようにやっている。

IO Groupは、フォーマット変換によってVeohは直接の権利侵犯者になる、素材は同社の管理下にあった、と主張した。これに同意しなかったLloydはこう言った、「Veohはユーザが投稿したコンテンツを自動的に処理してユーザが視聴可能なフォーマットに変えるソフトウェアシステムを設営しただけである。そのソフトウェアはサードパーティー製品であるが、Veohは使用に際して各種のパラメータを事前に設定できる。ただしVeoh自身は、ファイルのアップロードに関して積極的な関与や監督を行っていない。またVeohは、アップロードが完了する前にファイルのプレビューや取捨選択を行っていない。ビデオファイルは自動的な処理によってアップロードされるのであり、その処理を発動するのは完全にVeohのユーザの自由意志である」。

要するに、IO Groupの訴訟は見当違いということ。

Viacom-YouTubeをはじめ、インターネット上のビデオ関連の訴訟が“大流行”しているが、今回は善玉が勝利した。ただし、勝訴したVeohのサイトでは今後アダルトコンテンツを見れる、と期待しても無駄だ。Veohは2006年にすでに永久にそれを禁止した。この訴訟は純粋にお金目当てだ。

裁判所の命令書の全文を、見ていただこう。


Veoh v IO GroupFree Legal Forms

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(翻訳:hiwa)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080828what-the-veoh-decision-means-for-youtube-and-others/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Veoh訴訟の判決がYouTubeその他に意味するもの

    [...] Veoh訴訟の判決がYouTubeその他に意味するもの落ち目のBungee Labs申し込んでないのにお断りメール, Google/Vanity Fairパーティーの怪フォーマット変換は犯罪ではない, Veohがポルノ訴訟で勝訴名刺とはきっぱり手を切る必要があるGoogleマップ、Wiki風の情報更新対象地域を拡大(今回はインド)BackTypeは、ブログコメントによるTwitterESPN主導でThe Active Networkに$80M超の追加出資Acquia、Drupalの商用配布を開始(ベータ) FriendFeedが、新しいカスタマイズ可能ウィジェット群を公開 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090105point-veoh-court-upholds-dmca-protections-in-suit-brought-against-it-by-universal-music-group/ VeohがUMGからのDMCA訴訟で裁判所から勝ち点をもらう

    [...] 著作権侵害でVeohを訴えた企業が略式判決を拒否されるのは、これが二度目だ(前回はポルノ企業だった)。これらの裁判所命令はVeohだけでなく、YouTubeなどDMCA訴訟に直面しているそのほかのサイトにとっても重要な判例になる。 [...]