JamLegend、ウェブ上でGuitar Heroを目指す(1千人を招待)
by Erick Schonfeld on 2008年8月29日

インキュベータのLaunchBoxを母体とするスタートアップ中でいちばん期待がもてる ものの一つは、一般向け音楽サイトのJamLegendだ。JamLegendは「キミも今すぐロックスター気分になれる」という Guitar HeroRock Bandのようなビデオゲームで人気を博したモデルを採用している。現在プライベート・ベータ中だが、「TechCrunch」というコードを入力すると先着1千名が招待される。

ユーザー登録をすませたら、さまざまなジャンルの中から(といっても現在はまだロック、オルタナティブ、アクースティックの3種類しか用意されていない)好きな曲を選び、難易度を設定する。演奏が始まると音符がギターのフレット図の上にドットで表示される。ユーザーは曲の進行に合わせてタイミングよく適切なキーを押さなくてはならない。ユーザーはエアギターのようにキーボードを抱えたJam Styleで演奏することもできるし、デスクトップに普通に置いたChill Styleで演奏することもできる(図参照)。私はChill Styleをオススメする―いつなんどき誰かが部屋に入ってきてキーボードを抱えて踊り狂っているところを見つけられるかわかったものではない。ギターフレットを模したゲームギターも入力ツールとしてサポートしているので、マニアはこちらを利用するとよい。

JamLegendは専用ゲーム機とはまったく無関係で、ウェブ上から無料で利用できる。友達と交代で、あるいは同時に演奏してポイントを競うことができる。(同時演奏による対戦モードでは数千人が同時にプレイできる)。友達がログインして演奏し始めると画面右上に小さいグリーンのライトが点灯する。友達が何を演奏しているかも表示される。このサイトはFacebookとMySpaceのアプリ版もサポートしている。

サイトでは音楽アーティストに曲をアップロードするよう呼びかけている。現在このサイトのいちばん大きな難点は、サポートされている曲が少ないことだ。3つのインディーレーベル(Blue Judy、Double Stamp、Stolen cars)の20曲だけしか利用できない。ただしここ数週間で30人のアーティストが追加される予定だ。そのくらいになれば曲数としてはGuitar Heroなみだし、こちらは無料だ。JamLegendではまだビジネスモデルを検討中だが、オプションとしては、Guitar HeroやRock Bandがやっているようにメジャー・レーベルの曲については有料とするか、MP3で曲を販売してコミッションを取るか、サイトに広告を掲載するか、あるいはサイトの曲すべてにアクセスできる有料のプレミアムサービスを提供するか、それらの組み合わせとするか、いずれかになるだろう。


JamLegend Trailer from JamLegend on Vimeo.

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

  • http://b-innovation.sakura.ne.jp/wordpress/2009/01/25/jamlegend%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%89%88%e3%81%ae%e5%8f%af%e8%83%bd%e6%80%a7/ jamlegend日本版の可能性 | ビジネスイノベーション

    [...] Techcrunchなどでも紹介されている、いわゆる音ゲーなのですが、キーボードをギターに見立てる発想が斬新です。 [...]

  • http://innovation-seeds.com/?p=57 Jamlegend日本版の可能性 | イノベーションの種

    [...] 昨日紹介したHeyzap内で面白いゲームがあるなと思って調べてみると、Jamlegendという会社のゲームでした。Techcrunchでも紹介されています。キーボードをギターに見立てるという発想が秀逸ですね。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090729jamlegends-guitar-hero-for-the-web-now-lets-you-play-any-song-youd-like/ ウェブ版Guitar HeroのJamLegend、好きな曲をアップロードして演奏する機能を追加

    [...] Guitar Heroの巻き起こしたロックバンド現象は衰えていない。続編の登場も途切れることがない(ビートルズの楽曲のみを対象にした版などもある)。ゲーム開発社の金庫にも収入をもたらし続けている。但し誕生以来指摘されている問題点はそのままで、プレイヤーたちは不満を感じ続けている。すなわち演奏できる曲は音楽会社側が認めてライセンスし、演奏用の譜面も用意してもらったものである必要があるのだ。しかしその問題点に対する解決策が先日(米国時間7/29)誕生した。プラスチック製のギターの代わりにキーボードを用いて演奏するJamLegendというGuitar Hero風のウェブサイトで、自分の所有する音楽コレクションの曲を、好きなときに演奏できる機能を実現したのだ。 [...]