たった一人でデザインからコンセプトづくりまで手がけた「Buffer.me」は、才能あるデザイナーが日ごとに魅力が失せていくエクスペリエンスを改善しようとするとどんなことになるか分かる、見本のようなサイト。
Buffer.meではYouTube APIを活用してサイトに動画を流しているのだが、同じ動画でも見え方が全然違うのだ。ファウンダーの言葉を借りると、Buffer.meが目指すのは「利用者により良いエクスペリエンス、より高速な結果、より直観的なデザインを提供すること」。僕が期待するほど速くはないが、 他の2つの目標に関してはかなり高い得点出してると思う。
Buffer.meでまずビックリするのが、そのユニークなデザイン。どんな動画サイトとも違って、どこを見回しても動画のブロック(区画)というものがない。あるのは黒の背景で埋め尽くされたシンプルなデザインだけ。動画は専ら中央に配置されており、左右いずれかの矢印を手がかりに全部スクロールできるようになっている。
観たい動画をクリックすると、たちまち枠線と関連動画のボックスは消え、ページに残るコンポーネントは動画本体のみとなる。簡単な仕掛けだけど、実際見てみるとこれがナイスで、サービスの質はこの機能で間違いなく上がっているのだ。
Buffer.meは生まれたてのホヤホヤで、まだ非公開ベータ版にも達してないので、実行でバグるとか結果が遅いとかの粗探しは酷だが、これが無かったら素晴らしいエクスペリエンスなのに、どちらも減点になっているのも事実。
YouTubeのAPIに乗っかってる以上、Buffer.meには手強い競争が待ち構えているだろうし、利用者は動画アップロードができないので グーグルの怪物の庇護から離れてデスティネーションサイトにはなれないことになる。大勢の人たちが我先に使うところまで行くにはBuffer.meにはまだ課題山積だが、サイトを見る限り、順調にその方向に進んでいるようだ。

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(翻訳:satomi)

