7月に、既存レーベルに真っ向から競争を挑むウェブ音楽レーベルのMyAWOLについて記事を書いた。アーティストがデジタル配信の方向を嗜好するに連れ、ますます既存レーベルの存在意義が低下している。MyAWOLは新たなオンライン音楽の世界で何かしら新たな地位を築く可能性を持つ。但しサービス開始に向けて大きな障害にもぶつかった。というのもMyAWOLは、とくに大きな声で発音したとき、どうもMy.AOLと聞こえてしまうのだ…
と、いうわけでMyAWOLは混乱を防ぐためにサイトの名前をLP33.TVと変更した。LP33の方が覚えやすい名前だとも思う。しかし.comドメインがあるのだから.tvドメインを使う必要はなかったのではないかとは思う。

名前の変更と同時に、LP33.TVは音楽関連業界データベースを構築した。名前はTheMIDBで、映画およびテレビ業界で有名なIMDBの音楽業界版を目指すものだ。似たような名前にほぼ全員が悩むことにはなるだろうけれど、少なくともサイトの目的を示すものとしての役には立ちそうだ。
サイトは音楽プロデューサー、エグゼクティブ、マネジャー、ライター、音楽家など、すべての音楽業界関係者にとって有益なサイトとなることを目指している。ユーザは経歴を投稿して、サイトを使って情報交換を行ったり、現在ないし過去のプロジェクトについて見ることができる。かつて大手レコードレーベルのエグゼクティブでありLP33.tv設立者のAndrew Bentleyによると、これまでに業界関係者のための包括的データベースは存在しておらず、TheMIDBが重要な役割を果たしていくことになるだろうと述べる。
しかしこのTheMIDBもLP33.TVの音楽業界に対する新たなアプローチの一部に過ぎず、またLP33.TVは来月中には消費者向けのフラッグシップサイトも立ち上げる予定にしている。
今週初めにはAmazonとIMDBが手を組んでSoundUnwoundを立ちあげている。これは利用者が内容の編集を行える、Wikipedia風の音楽データベースだ(ただしこちらはAmazon社員による承認作業が行われている)。こちらは業界データベースの方向よりも消費者向けの音楽百科事典という方向性で進んでいくようだ。
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(翻訳:Maeda, H)





