TechCrunch50にまつわるこの週末の大きな騒動について、われわれには関わる時間があまりなかった。カンファレンスの準備や、エキスパート・パネリストとのスケジュール調整をしたり、このイベントで発表するスタートアップ52社が、苦労して作り上げてきたものを間違いなくきちんと見せられるよう準備するために、膨大な時間をかけていたからだ。
しかし、いくつか言いたいことがある。
第一に、San Jose Mercury News紙のChris O’Brienには、TechCrunchとこのカンファレンスについてこんなすばらしい記事を書いていただき、感謝している。月曜日の狂乱を迎えるにあたり、これ以上前向きなスタートはない。彼は、われわれが成そうとしていることを、そしてスタートアップたちがこのイベントを発表の場に選んでくれたことをわれわれがどれほど誇りに思っているかを、実によく理解してくれている。
第二に、一部のマスコミが、TechCrunch50とライバルのDEMOカンファレンスとの間のドラマについて、はしゃぎはじめているようだ。しかし、新しい話など何もない。われわれは当初、2007年初めから、DEMOの方式が倫理にもとる、と考えていることを表明してきた。一社$18,500ずつ払ったスタートアップを山ほどステージで紹介しておいて、彼らがイベントで最も優秀な会社である、などと言えるだろうか。真赤なウソだ。彼らが何であるかといえば、スポンサー。行われていることは、わいろ行為だ。
われわれは、まっすぐ、誠実な方法で市場にアプローチしている。ステージに上るために企業から金を取ることはしない。料金は見に来る人からもらう。さらにスポンサーもいる(実際、われわれのやろうとしていることを理解しているこれだけのスポンサーがいる)。すべての経済が透明で、隠していることは何もない。
この誠実さが、1700人がイベントに参加する理由だ。この誠実さが 偉大な業界のリーダーたちが時間を費して、各社の発表を判定し、議論する理由だ。そしてこの誠実さが、1000を超えるスタートアップが、イベントに申し込み、ステージに上るために数知れないラウンドのインタビューを受ける理由だ(申し込んでくれたみなさん全員に感謝する)。
大方のプレスはこれを理解しているが、DEMOの主催者であるChris Shipleyは、自分たちのビジネスモデルがついに疑問視され始めたことについて、キレそうになったらしい。
第三に、CNETはこのイベントの報道に関してかなり頭を冷やしてもらいたい。この$1.8B(18億ドル)企業が、少なくとも、4本の記事を書いて、われわれが月曜の午前になるまでイベントで発表するスタートアップ名を公開しないことや、TechCrunchで発表するスタートアップの報道に関してTechCrunchブログが、一種不当に有利であるという事実に対して苦情を述べている。
われわれがスタートアップの名前を明かさないのは、各プレスに実際にイベントに来てほしいからだ。オフィスで記事を書くのではなく、彼らには、聴衆が「おー」とか「ワー」とか(多分「ブー」も)言うのを生で聞きながら記事を書いてほしい。実際に参加してほしい。そして昨年の記事を見たところ、このモデルは実にうまくいっている。CNETに合わなかったのなら残念だが、われわれにぴったりと合っているし、開業しようとするスタートアップにとっても実にぴったり合っている。TechCrunchの記事に関していえば、外部の主要サードパーティーによる記事には間違いなくリンクする。また、月曜日の午前中には、CrunchBaseで各スタートアップの重要情報をみられるようにしておく。CNETを含め、誰もがここから無料でデータを取っていって、好きなように使ってよいし、出典の表記もいらない(われわれではなく、スタートアップのデータだから)。
最後に、何が大切かを思い出していただきたい。今週TechCrunch50で始動する52社は、つかの間のスポットライトを浴びるに値する。彼らの起業家精神がやむにやまれず作らせた製品に精魂を込め、それを発表するチャンスは一度きりだ。われわれは彼らのために一大ショウを上演し、心から願うことは、今日のあらゆる政治的ゴタゴタを排し、イベントにとって最も重要な人たち、スタートアップ、に集中することだ。
時々刻々イベントの最新情報に注目してくれる人のために、全面をカバーした記事がこのリンクとTechCrunch50ブログ[英文]に掲載される。
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(翻訳:Nob Takahashi)




