TC50: BirdpostとCloset Couture,鳥のためのSNS二つ
by Mark Hendrickson on 2008年9月11日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

今日(米国時間9/10)の午後のバーティカルSNS(垂直型SNS)セッションでプレゼンした二つのサイトを見て、ニッチのSNSのおもしろさを初めて知った。その分野の門外漢でも、けっこう楽しめてしまう。

バードウォッチャーのためのSNSは、言葉だけ見るとまるでジョークだ。でもBirdpostの作者は、デザインがすごく良くて、しかも、ある種の人びとの現実の問題…珍しい鳥を見つけること…を十分に解決してくれるサイトをプレゼンしてTechCrunch50の来場者の喝采を浴びた。Wikipediaと同じくBirdspotも、それまで少数のエキスパートの頭の中にだけあった知識を解放し公開する。バードウォッチングの場合、エキスパートの知識は非常に専門的だが、サイトの作者によると4千5百万人のアメリカ人がそういう知識に興味を持っているという。

Birdspotは鳥に関する知識を提供するが、中でもとくに、鳥の見つけ方を主に三つの方法で紹介する。まず、Google Mapを使った対話的な地図で、このサイトのメンバーが鳥を見つけた場所をピンでマークする。ピンをクリックすると、鳥の写真とそのほかの情報が現れる。次に、会員は自分が見つけたい鳥のリストを作れる。ほかの会員がそのリストに載っている鳥を見つけたら、通知が送られてくる。第三に、鳥を名前や性格、棲息地域などで検索できる。

作者曰くBirdspotにはすでに世界の9600種類の鳥の情報があり、その多くを特性(“頭部の羽毛が赤い”など)や棲息地域で検索できる。もうすぐ、鳥以外の動物、魚や昆虫のサイトも提供するそうだ。最終的には、総合的な動物検索エンジンを目指している。

Closet Coutureは、BirdspotのすぐあとにプレゼンしたバーティカルSNSで、やはり通常は少数の個人だけが持っていた情報をWebに持ち込む。Closet Coutureの場合は、クロゼットにしまわれている服に関する情報だ。このサイトはお金持ちの女性が対象で、会員は自分の服の写真をアップロードし、2Dのモデリングツールを使って“今日はどれを着ようかな”を検討する。プロフィールにはワードローブのリストが載るので、ほかの人がそれを見て自分のよりファッショナブルな着方のアイデアを得ることもできる。また、旅行に持っていく服一式を選ぶためのお助けツールもある。

Closet CoutureはSNSであると同時に売り場でもある…衣料とスタイリストたちのための。会員はサイトを通じてスタイリスト個人にアクセスでき、一回かぎりのコンサル料を払う(今日一日なら25ドル、一か月契約では350ドル)。スタイリストは、会員の持ち服の中から選んでアドバイスする。また、このサイトと契約しているお店の商品の中から選んで推薦することもある。〔Closet CoutureもBirdspotと並んで“鳥のためのSNSサイト”だが、ただしこの鳥(bird)は人間の‘女の子’である。〕

[原文へ]
(翻訳:hiwa)

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