PackRatというFacebookの人気アプリをめぐって事件が起きている。このアプリはユーザーがスクリーンショットにあるようなカードの絵を集めて点数やレベルを競うもの。ゲームの開発元、Alamofireによると、ユーザーは正しいカードを集めようと努力して毎日平均500ページビューを作り出しているという。
ゲームの重要な戦術の一つは友達からカードを「盗む」ことだった。そこで多くのユーザーがカードが目当てで他のユーザーを「友達」に加えるようになった。このゲームの人気が高くなってきたため、中にはPackRatをプレイするだけが目的でFacebookのアカウントを取得するユーザーも出てきた。
ところが、こういったユーザーのアカウントの一部がFacebookによって削除されていることがPackRatゲームに関するこの討論フォーラムで明らかになった。
不思議なのは、Facebookからそういった追放ユーザー宛てに送られたというメールだ。このメールは、「Facebookはソーシャルネットワークではない(ソーシャル・ユーティリティーだ)。Facebookは大量の新しい友達を含むグループを作るのが目的ではなく、現実世界の既存の交友関係を補強するためのツールだ」と述べている。
Facebookのアカウントは正当な目的のためだけに利用可能であることにご注意ください。われわれはFacebookのアカウントはインターネットのみの友達ではなく、主としてユーザーの現実の交友関係(家族、同級生、同僚など)を反映する目的で利用されることを期待しています。Facebookのホームページで述べているとおり、われわれはソーシャル・ネットワーク・サイトではなく、ユーザーの周囲の人々とユーザーを結びつけるソーシャル・ツールを目指しています。既存の社会的コネクションの強化が目的であり、新しい友達の大きなグループを作るのが目的ではありません。もしこの点、ユーザーがFacebookの正当な利用法と考えているものとわれわれの意図が違っているとすれば、ご不便をかけて申し訳ありません。しかし、われわれの意図は以上述べたとおりです。
アプリケーションを利用することをもっぱら目的としてFacebookのアカウントを取得することはサービス約款に違反します。残念ながら、このような理由であなたのアカウントを復活させることはできません。ご不便をおかけして恐縮ですが、以上は最終決定であり、変更はできません。
あしからずご了承くださるようお願いします。
Lauren
ユーザー活動担当
Facebookが自らの目的を「現実世界におけるソーシャルグラフを鏡として写し出す」ことだとはっきり述べていたの事実だが、新しいタイプの友達関係がこのサービスをベースとして生まれてくるのは同様に不可避な成り行きだ。サードパーティーのゲームをプレイすることだけが目的の友達関係さえも生まれてくるのはやむをえないだろう。
Facebookの元社長(現株主)のSean Parker さえ、最近TechCrunch50で、現実世界の友人より多くのFacebookの友人がいると語っている。
Facebookが上のメールで本当に言いたかったことは「このゲームをプレイするためだけに偽のアカウントを作るな」ということだったのかもしれない。それならそうと言えばすむことだが。私はFacebookに真意を問い合わせ中だ。
[原文へ]
(翻訳:Namekawa, U)




